from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

中秋の名月だった

samso2006-10-07

5時過ぎに起きると天気予報どおり、雨は止んでいた。
妻が6時過ぎに起きてきて、二人で運動会の弁当を作り始めた。途中で子どもを起こしに行って、「おにぎり作らないの?」と声を掛けるとうっすら目を開け、「つくる」と言って起きた。しばらく眺めていたが、「おにぎりつくりたい」と言うのでちょっと握ったご飯を渡した。ちょっと握ってから、「のり、ちょうだい」。結局、握ったのは2つだけ。
「がんばれる?」と子どもに言ってから、出勤日なのでいつも通りの時刻にうちを出た。道路には昨日の雨風で落ちたかなりの葉っぱがへばり付いていた。気温が低く気持ちよさそうな一日になりそうだった。
6時頃、帰ってきて空を見上げると煌々と満月が輝いていた。運動会が終わってから子どものお誕生会をやると言っていたので、ドアを開けると、友だちのお母さんが食卓に座っているのが見えた。子どもたちを探すと、ベランダにピクニックシートが敷いてあった。子どもたちがやってきて、「おつきみしてたんだよ」と言いに来た。ベランダからは月が見えなかった。「満月だよ」と妻に言うと「あ、今日は中秋の名月」と言った。忘れていた。
「運動会はどうだったの?」と聞くと黙ったまま。「かけっこはどうだったの?」と聞くと下を向いて「2ばんだった」と。

一人の友だちが先に帰り、もう一人の友だちが帰ると言うと「じてんしゃにのりたい」と言いだし、しばらく外で、友だちはバイク、うちの子どもは自転車を乗り回した。やっと友だちが帰り、うちに戻った。
昼寝をしなかったようで、夕飯をなかなか食べず、やっとのことでシャワーを浴びた。そうしたら、目が覚めたようで、「えほん、よんで」。「ちいさいきかんしゃ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)」の昨日の続きを読んで、ようやく寝た。妻も先に寝てしまった。