from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

「むさしのミニタウン」を見に行った

samso2007-03-25

風邪がようやく治ったようで、子どもは6時頃一人で起きた。「まだ起きるの早いよ」「いまなんじ」「まだ6時。もう一回寝て」「ねない。おなかすいた」。結局寝ないで、一人で遊んだり、テレビを見ていたようだった。
起きると、外は雨だった。朝食を食べると、妻は出張で来た人を鎌倉に案内すると言って出かけた。
11時頃、まだ小雨が降っていたが、子どもが元気そうなので、小学校でやっているとチラシが入っていた「むさしのミニタウン」というイベントに行ってみることにした。会場の大野田小学校に着くと、「何年生?」と聞かれた。「保育園児なんですが」と答えると、「大人タウンはこっちの階段を上がってください」と言われる。幼児は入口が違うようだった。

2階に行くと、受付があり、入る前に説明があるからしばらく待ってくれと言われる。しばらく待って、説明を聞いたが、要領を得ない。危ないとき以外は子どもたちに声を掛けてはいけない、大人タウン内しか行ってはいけないということだけが印象に残った。先に行く人のあとに付いていくと、子どもたちによるガイドツアーの待合い場所だった。ガイドツアーの出発時刻は決まっていなくて、いつ出発するのか分からないということだったので、どうしようかと思って奥を見ると「ようちえん」と矢印が書いてあるのか見え、子どもを遊ばせるとミニタウンのお金がもらえるということだったので、連れて行った。階段状になっている席とステージがある部屋だった。幼稚園に入った子どもたちがステージで遊んでいて、お母さんたちが席に座って子どもたちを見守っていた。

30分遊ばせると150グリンもらえるとあった。ボランティアの女性の方が受付をやられていて、子どもに「幼稚園に入りますと言ってきて」と言うと尻込みをした。一緒に受付をして子どもを遊ばせる。「なんであそんでいいかわからない」と言ってなかなか行こうとしない。「折り紙とか何か作ったら」と言って背中を押すと、仕方なく子どもたちの方へ行った。初めて小学校内に入ったので、建設費に43億円かけた校舎とかで、行っていい範囲でウロウロ。

近代的な作りだったが、感激するほどではない。違う部屋にいると子どもが「パパ〜」と言ってやってきた。「きょうりゅうつくっているだけど、ここをくっつけたいの」「糊はないのか先生に聞いてごらん」。躊躇したが聞きに行った。見ていると、糊はないようで、セロテープを出してもらっていた。妻から電話がかかってきて、友だち母子が受付に来ていて探しているというので、受付に行って、案内する。一緒に遊ぶかと思いきや、友だちはつまらなさそうに座ったままだった。
もう時間になったと声を掛けてみたが、恐竜作りに夢中で「まだいる」。1時間近く経った頃、「きょうりゅうができた」と見せに来た。「じゃあ、もう止める?」「やめる」「止めますと言ってきて」。子どもは受付に行って、300グリンもらって戻ってきた。「じゃあ、ご飯を食べに行こう」と言って下の階に降りた。人が集まっている方に行くと、先に行った友だち母子にあって、ご飯の買い方を聞いた。おにぎり1つ25グリンだった。ラップに包まれたおにぎりを2つ買って食べた。子どもは「おいしい」と言っておにぎり1つを全部食べた。「他のところへ行ってみようか」と言って子どもを連れてウロウロ。どこに他の店があるのか分からない。あっちこっちを彷徨っているとこどもに「きいたほうがいいよ」と言われた。「探検だから聞かなくていい」と言って探し続ける。校舎の端から子どもたちがやってくるので行ってみると、子どもたちがやっているお店が並んでいた。

子どもはチョコバナナを買った。1つ50グリンで4つ食べた。

そのあとジュースを買うとお金がなくなり、もっと食べたいと言うので、もう一度幼稚園に戻り、遊ばせる。このミニタウンの関連資料が置いてあったので見ると、ドイツのミュンヘンで行われているミニミュンヘンという子どものイベントを参考に始めたとあった。子どもたちは社会の仕組みを勉強するイベントのようだった。また1時間遊んで300グリンもらってきた。店に戻りとチョコバナナの店が終わっていて、今度はけんちん汁とホットボールを食べた。別の友だちと会って、その友だちは昨日も来て働いたんだよと自慢した。
うちに戻って、ビデオを返すためにレンタルビデオ屋に子どもを連れて行った。アンネットとトム・ソーヤの続きと「ナイロビの蜂」を借りてきた。
妻に電話すると8時に帰ると言うので、子どもと二人で夕食を食べた。8時になっても帰ってこないので、二人でお風呂に入っていると電話が鳴っていた。9時前に妻が帰ってきて、鎌倉は良かったと。絵本を読んで、子どもを寝かせた。

ちいさなミリーとにじ (大型絵本)

ちいさなミリーとにじ (大型絵本)