from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

パパは鶏だね

昨日の夜から雨が降り続いていて、気温が低い。長野ほどではないが、部屋の中の温度も27℃ぐらい。その割には朝はすっきり起きられずにいた。妻は珍しく早く起きて朝食の用意をしていたが、準備が終わるとまた寝に行った。起こしに行ってもすぐ起きない。子どもが起きたのはリミットの15分前。雨は本降りだったが、歩いていく時間はなく、自転車で傘を差して保育園に向かった。「つめたい」と文句を言われたがしょうがない。今日はみんな出足が悪いようで、他の園児は誰も来ていなかった。
うちに戻っていつもより早めにバス停に向かったが、雨で道路が混んでいてバスが来たのはいつもと同じような時刻。車内はすでに満員に近い状態だった。バスはなかなか進まず、降りて駆け足でホームに降りると、1本遅い電車に間に合った。
昼休みに新聞を読んでいると、プーチンサンクトペテルブルク・サミットの準備のために450億円ほど使ったとあった。また、「晴れの舞台」にするために前の日に人工雨が降らせる準備もしたとあった。

nikkei.co.jp『サミットの「晴れ舞台」に暗雲?・会場に激しい雷雨

サンクトペテルブルク・サミットの会場が16日午後4時(日本時間同9時)ごろ、激しい雷雨に見舞われた。ロシア政府はサミット期間中に晴天を維持するため、周囲に空軍機が降雨促進剤を散布し、会場に雲が到達する前に雨を降らせる対策を打ったが、失敗に終わった形だ。
ロシア政府はプーチン大統領が初めてサミットの議長を務める「晴れの舞台」を演出する狙いだった。午前中は何とか好天を保ったが、持ちこたえられなかった。会場近くの国際プレスセンターでは各国の記者が雷雨の様子を撮影するため出入り口に殺到。モニターテレビの映像が乱れる事態も起きた。プーチン大統領は17日の締めくくりの記者会見を屋外で行う予定。さらに大規模な「晴天作戦」を実施する可能性もありそうだ。

河北新報サミット閉幕/協調演出に終わらせないで」。

初めて議長を務めたプーチン大統領は、西側主要国との価値観の違いを抱えサミットをどう成功に導くか、手腕が注目された。無事に閉幕を迎えたことで大国ロシアの復活に自信を持ったことだろう。
しかし、安保理の一本化の裏には、日米、中ロとも、安保理の分裂で失うものが大きすぎるという計算が働いた。決議の実効性より、分裂回避が優先された。

慌てて退社して外に出るとまだ雨が降り続いていた。うちに着いたのがギリギリの時刻で、雨の中、自転車で保育園に向かった。帰り道、「今日は太鼓の練習があったんでしょ」と聞くと「あったよ」。「どうだったの?」「じょうずにできたけど、ごほうびもらえなかった」「なんで?」「わらったから」「笑っちゃダメでしょ」「ちがうよ。わらったのはせんせいだよ。パパはにわとりだね」「なんで?」「にわとりはやくそくをまもらないから」。
10時過ぎに「そらまめくんのベッド」を読んで、寝かせた。