from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

多摩六都科学館に行った

samso2006-05-14

なかなか起きられず、遅めの目覚め。子どもも寝るのが遅かったため、先に起きることはなく、あとで起きてきて、寝ぼけ眼で「ボーケンジャー、みたい」と言ってきた。「もう終わったよ」と言うと「えっー」とがっかりした声を返した。
雨の予報だと思っていたが、外を見ると薄日が差していた。調子は良くなかったが、母の日でもあり、保育園の出席ノートに多摩六都科学館のチラシが挟んであったので、一人で子どもを連れて行くことにした。午後、バイオリン教室があるというので、妻が連れて行く前に練習をすると言って始めた。脅されすかされし、なんとかまじめに練習し、出かけた。
バスで西武柳沢駅に向かった。急行電車が2本行ってからやってきた各駅停車の電車に乗り、次の駅の田無駅で降りた。多摩六都科学館のチラシにあったはなバスのバス停に行くと、次のバスが来るのは20分後。近くのショッピングセンターに入って時間を過ごした。
やって来たはなバスに乗ると、狭い住宅街の道路をくねくね曲がりながら、かなり遠回りの経路で科学館に着いた。
銀色のドーム型建物があった。隣にはスカイタワー西東京と名前が付いているらしいアンテナのタワーが立っていて、なかり目障り。ドーム型建物に向かって階段を下りたところが入り口だった。4歳から入場料を取るようで、200円だった。大人は500円。
展示案内をよく見ずに暗い通路を通って展示室に行くと、スペースシャトルの展示があった。宇宙関連の展示のようだった。スペースシャトルに興味を持っていたので、「スペースシャトルだよ」と子どもに言うが「みない」とこの展示室をすぐに出たがった。仕方なくすぐに出て入り口付近に戻って、子どもの目的だった電車の展示はどこかと探した。反対側にあった。チラシにあるような大々的な展示ではなく、狭い部屋に僅かの展示物があるだけだった。本物の電車はもちろんなく、電車の仕組みを紹介するモデルもほとんどなかった。シミュレーターがあったので並ばせたが、すぐに諦めた。紙で電車を作るコーナーがあって、作ると言うので、材料費の100円を払って作り始めると、あと5分でコーナーが終了すると分かった。慌てて紙を切って糊を付けて、形を作り、色の付いたテープをちょっと貼ったところで時間切れ。隣の電車のお絵かきコーナーに移って、色を塗らした。

電車が出来て、他の展示を見せようと連れて行くが、見たくないと言ってほとんど興味を示さない。ありの巣に入ったり、斜めになった部屋に入っただけ。結局、ほとんど展示を見ずにバス停に戻って、三鷹駅行きのバスで帰ってきた。
1時過ぎにうちに着いた。出かける前にお昼ご飯を作っておくと妻は言っていたが、まだ作っていなかった。
お昼ご飯を食べたあと、テレビを点けたら「ナスカの地上絵〜浮かんだ刻印の真実」という番組をやっていて見ていたが、寝てしまった。起きたら3時になっていた。バイオリン教室にいく時間だというのにまだいた。妻が調子が悪いので行かないと言って、寝に行った。
子どもが昼寝をするような感じじゃなかった。外に連れ出すことにした。自転車に乗って中央公園に行きたいと言うので、歩いて付いて行った。
公園に着いてしばらく遊具で遊んでいた。朝から空砲が鳴っていたが、また鳴ったのでその方角を見た。近くの延命寺の縁日の空砲のようだったので、行ってみることにした。
お寺に着くと、すぐに「やきそばがたべたい」と言い出した。焼きそばを食べ終わると今度は「こおり、たべたい」と。かき氷を食べ終わると、オモチャ売り場に行って張り付いた。「オモチャは買わない」ときっぱり言ったが、離れない。会場でマジックが始まったので、引っ張っていった。最初は興味を示さず、すぐにオモチャ売り場に戻ろうとしたが、カードの中からオレンジが出てきたりするのを見て、興味を示した。マジックの次の出し物は切り絵だった。これは面白かったようで熱心にハサミさばきを見つめていた。

5時半が過ぎていたので、帰りたくないと言うのを無視して帰ってきた。子どもは元気だったが、私が疲れて、夕食を食べずに寝た。