from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

保育園のお祭りだった

samso2006-04-22

保育園のお祭りだというのに、7時を過ぎても起きてこない。「藤祭りに行かないの?」と声を掛けるとすぐに目を開けた。寝ながらも聞き分けているのか。起きはしたがぐずぐずしていて登園時刻の10分前にやっと出かけることができた。
外は体操服だけでは肌寒い気温。「走って行くよ」と行って急がせた。保育園に着くと、三分の一ぐらいの園児が来ているようだった。藤の花は僅かに咲いていた。
担当の保育士さんから、法被と帯と手ぬぐいと山笠を渡された。手ぬぐいは捻り鉢巻にして、山笠は被らずに背中に背負うように着けるようだった。法被を着せると子どもは友だちと一緒になって園庭を走り回った。
園長先生の話でお祭りが始まった。藤の花は樹齢200年ほどの古木だということだった。藤の木をよく見ると、かなり衰え、根元近くにはほらが空き、半分以上が枯れている。
子どもたちが園歌を歌った後、御神輿を担ぎ、「わっしょい、わっしょい」と言いながら市役所までパレード。

保育園に戻ってきて、4歳児が来ていたご近所のおばあちゃん、おじいちゃんにクッキーのプレゼントを配った。そのあと、5歳児の太鼓演奏。みんなちゃんと間違えずに叩いていた。大したものだ。
太鼓演奏が終わって、園庭は遊び広場に変わって、ヨーヨー吊りや折り紙の独楽作りを楽しんだ。独楽は3枚の折り紙の組み合わせで時間がかかった。
お昼が近づき、園庭にシーツを敷き詰めて、会食広場になった。園児だけでなく親のも用意されて、タケノコご飯、鶏の唐揚げ、酢の物、スープ、バナナ、オレンジをいただいた。200名を超える人数がいたと思うが、準備が大変だっただろうと思う。
風邪の症状が出てきて、体がだるくて昼寝をする。目が覚めると4時になっていた。起きて、一緒に行くと言う子どもを連れて、図書館に行った。地下鉄のできるまで、恐竜王国ステゴザウルス、カタツムリ観察事典、おりがみの本を持ってくると「とりあえず、これでいい」と言った。「とりあえず」って言ってみたかったようだ。
一度帰ってきて、お餅を買いたいと言うので、また子どもを連れて食材を買いに商店街まで行くことに。
夕食後、折り紙で遊ばせていると、お隣のおばあちゃんがやってきた。おばあちゃんが帰ると今度は娘さんがやってきて、折り紙でゾウとキリンを作ってきてくれた。