from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

話しについていけなかった

外は肌寒い風が吹いていた。保育園に向かって歩いていると、子どもの友だちが自転車に乗らずに小走りに歩いていた。それを見て「はしってほいくえんにいきたい」と後ろから言ってきた。「早く起きられたらね」と返答。
所属の会で忘年会をやるというので、定時で仕事を終え、原宿に向かった。山手線に乗ると、キリン「淡麗グリーンラベル」の広告を見ている女性二人の会話が耳に入った。「この外人、ドリフターズだよ」「ウソッ」。広告を見ると確かにドリフがいた。
原宿で降り、地下鉄表参道駅に近いという店に向かって、表参道を歩いていった。せっかく表参道まで来たので、表参道ヒルズに行ってみた。時間があまりなかったため、メインエントランスから入って表参道駅側エントランスに向かって歩いただけだったが、感激するような場所ではなかった。ショッピングモールによくあるように中央が吹き抜けで周りの通路から下を覗くと階段が見える。通路はスロープがつけてある。京商は覗いてみたかったが、店舗は見ている時間がなかった。
表参道ヒルズを出て南青山三丁目にあるという会場のレストランに向かった。銀行の角を曲がって脇道に入る。クレヨンハウスがあった。その先にライトアップされた白い教会のような建築中の建物が目に入った。近寄って見に行くと、大聖堂のミニチュア版のような建物。結婚式場として使われるのか。この辺なんだけどと思いながら、うろうろしてみるがレストランが見つからない。大聖堂に戻ってきて先の方を見ると知り合いらしき人が入っていくのが見えた。追いついてエレベータに乗ると思ったとおり知り合いだった。7年ぶりぐらいだった。4人はすでに到着していたが、あとから来た人は皆道に迷ったようだった。
ゲームとか漫画の話についていけない。音楽もボサノバの話になって、ジョアン・ジルベルトの奥さんだったアストラッド・ジルベルトがどうのこうと、これもさっぱり。ほとんど話を聞いているだけで時間が過ぎ、帰るという一部の人たちと店を出た。
家に着いたのは12時だった。