from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

田舎からお袋とおばさんがやってきた

samso2006-03-31

妻が少し遅く退社するというので、子どもを任せて出勤。
田舎からお袋とおばさんが出てくるので、半休を取って、東京駅まで迎えに行った。新幹線の到着ホームがどこか知りたくて、新幹線の改札に入る前に携帯に電話するが、出ない。スイカだと自動券売機で入場券が買えない。改札で聞くと、窓口でしか買えないと言う。どの窓口も列が出来ていた。イライラしながら、待つ。入場券を買うときに、到着ホームを聞くが分からないから、係員に聞いてくれと言われた。
到着時刻15分遅れでホームに到着。おばさんに電話に出なかったねと言うとハンドバックに入れているから聞こえなかったと。おあばさんがトイレに行きたいというので、ホームを降りてトイレを探した。トイレが見つかったが、列が出来ていた。皇居の方に連れて行こうと思い、改札の脇にあった荷物預かり所に二人が持ってきたスーツケースを預けに行った。千円だった。丸の内南口から外に出た。風が強くて寒い。丸ビルの横を歩いていると今度はお袋がトイレに行きたいと言うので、丸ビルに入った。せっかく丸ビルに入ったので、35階の展望コーナーまで行った。桜が咲いている風景が見せられると思って眼下を見たが、桜の姿はなかった。
丸ビルを出て、皇居に向かって歩いていると、皇居方面から馬車が2台やってきた。皇居と東京駅を結ぶ道路が三車線になっていて、その真ん中を馬車が通って東京駅に向かって行った。しばらくして馬車は戻ってきた。おばさんが守衛所で聞き耳を立てて聞いたところ、外国の要人が乗っているということであったが、帰ってきた馬車を見ると中には誰も乗っていなかった。馬車の往来のため立ち入り場所が規制されているし、寒かったのですぐに戻って、うちに帰ることにした。

バスに乗って戻ってくると、三鷹通りの桜のトンネルを気に入ってくれた。二人をうちに置いて、子どもを迎えに行った。持ち帰り品を掛ける場所が来月からの組の場所に変わっていた。顔を見つけると、走って玄関先に出てきた。何カ月ぶりかの早迎えだったので、昂奮していた。半ズボンで上着は汚れていた。外で土いじりをしたようだった。
帰ってくると渡り廊下を「おばあちゃ〜ん」と叫びながら走って玄関まで行った。妻に電話すると遅くなるというので、4人で外食することにした。桜を見ながら、「味の民芸」に行った。まだ早い時間だったのに、待っている客がかなりいた。近くにレストランが少なくていつも混んでいる。待っている間に、子どもがレジの近くにあった風車のオモチャを見つけ「かって」と言ってきた。ダメだというがおばさんが買ってしまった。30分ほど待ってようやく順番が来た。「あさりきゃべつうどん」「春のかおり盆」「おこさまごぜん」を頼んだ。お袋とおばさんは花見をしながら食事ができると喜んでいた。子どもは珍しく全部平らげた。
帰ってきて、「ハルとナツ」の最終回を見た。おしんと同様の苦労話。森光子と野際陽子はよかったが、米倉涼子仲間由紀恵はイマイチだった。
子どもは今日もお絵かき。だいぶ思うように描けるようになってきたようで夢中になって書いていた。今日もテーマは、山と虫、川と水草だった。絵のあと、数字を書き出し、見ていると2を下から書いていたので「こうやって上から書くんだよ」と言うと、「かくとへんになる」と言って泣き出した。放っておくと、「おしっこもらした」と言ってきた。慌ててお風呂に連れて行った。妻に電話すると、まだ会社にいたので先に寝ることにした。
寝ていると電話が鳴った。電話に出ると、聞き覚えのない声だった。名前を告げられ、ようやく分かった。もう何年前だろう、ボルネオに一緒に行ったKさんだった。また子どもたちを引率してボルネオに行くかもしれないと話から始まって、中国のことやら、宗教のことやら色々話をしていると、妻が帰ってきた。電話を切ってから、妻に話を聞くと職場でまたお局さんと喧嘩したという。