from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

イッセー尾形の一人芝居「わたしの大手町」を観に行った

samso2009-07-24

冷房を点けて寝たので、熟睡できたような感じで遅めの5時45分過ぎに起きた。
すぐに顔を洗い、洗濯機を回して、弁当の準備。息子が弁当箱を忘れてきたので、戸棚を探した。忘れてきた弁当箱とほぼ同じ大きさのが見つかった。
弁当のおかずを詰め終わって、残りのおかずで朝ご飯。
生ゴミを持って外に出ると雨だった。電車を降り、神田川上水縁に向かって歩いていくと雨脚が強くなってきた。5分ほど過ぎるともうズボンの裾が濡れ足に纏いついてきた。靴の中も湿ってきた。会社に着いても濡れたズボンと上着で気持ちが悪かった。
5時過ぎに会社を出て、東西線で大手町へ。地上に出て妻に電話。丸ビルまで来てくれというので日比谷通りを歩いて向かった。雨が落ちてきた。
妻と丸ビル前で落ち合って、夕飯を食べるために丸ビルの5階へ。妻が時々お昼に来ているという「chef's V」という店で食べることにした。野菜中心のメニュー。鮪とアボカドと山芋の雑穀米ロール、平目のカルパッチョ、フィジリで作る根菜カルボナーラ、ハーブバターパンとドリンク。妻がうちに電話したがまだ息子が帰ってきていないようで応答がなかった。すぐに妻に電話がかかってきた。息子だった。
 
軽めの夕飯を食べ、日経ホールに向かった。妻が息子に電話すると、「かぎがない」と泣き出した。「落ち着いて探してごらん」と妻が言ってしばらくして「かさのなかにあった」と。6時45分に到着。3階に上がり、受付で予約番号をプリントアウトした紙を見せた。ホール内に入ると一人芝居を観るには少し遠い気がした。

開演時刻の7時なると、ほぼ満席になった。舞台が暗くなって、おじさん姿のイッセー尾形さんが登場した。定年退職したおじさんと元の会社の同僚との会話、満員電車のサラリーマン、アマンドにいて電話でたかる経営者、田舎の高校生、駐車場で接待の待ち合わせをしていて記憶喪失になったサラリーマン、家族と旅館に来たおやじ、年増のホステス。どれも笑えた。自分を見るようで。お芝居の後、サプライズイッセー尾形さんが呼んだというドイツの「Palast Orchester」が登場した。歌詞の内容は分からなかったが、懐かしく感じる愉快な曲だった。
終わったのは、9時15分過ぎ。東西線で中野駅まで行って、中央線に乗り換えた。三鷹駅を出るとまた雨が降っていた。
息子を迎えに行くと「ねむい」。うちに戻るとすぐに寝た。