from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

「大江戸温泉物語」とお台場海浜公園と銀座に行った

samso2005-12-24

妻の知り合いが泊まり、二人が朝食の用意をしていると、電話が鳴った。妻のクラスメートの旦那さんからだった。中国から出張で日本に来ていて、日本語ができないのだが、一緒に来た社外の中国人二人を観光に連れて行く任務を負っているようで、先日から電話で妻に助けを求めてきていた。昨日京都を案内して今日は東京に来ることになっていた。今日明日は妻が東京観光のお手伝いをすることになっていたので、今日は一緒に付いていくことにした。昼前に新幹線で品川に来ることになっていたので、10時頃出かけた。
三鷹の駅に着いてホームに降り、やって来た中央特快に乗った。そこそこ混んでいて席は空いていなかった。子どもが「すわりたい」と言い、「空いてないから無理でしょ」なんて言っていると、席に座っていたカップルのちょっと派手ななりをした女の子が「どうぞ」と言って席を譲ってくれた。妻は子どもに「ありがとう」と言わせると、その女の子は「かわいい」と言った。新宿駅で降りるときにもう一度「ありがとう」と言わせると、その女の子は連れの男の子に突然「子ども、欲しいよ」と言った。
品川駅にちょっと早めに着いて新幹線の改札付近で待っていたが、到着時刻になっても出てこないので、妻が駅員に尋ねると、雪の影響で20分ほど到着が遅れているということだった。妻が昼食を食べるところを探しに行くというので、コーヒーでも飲んで待っていようと子どもを連れて駅ビル内の店へ。子どもがホットドッグを食べたいと言い、ホットドッグセットを注文した。ホットドッグがようやく出てきて子どもに食べさせ、コーヒーを飲んでいると、妻が戻ってきた。
妻が電話すると着いたというので、改札に行ってみたが出てこない。妻がもう一度電話すると、もう改札を出たという。どこにいるのか分からなくなったようだ。妻が日本語では話し出したので、近くにいた日本人に電話に出てもらったようで、ようやく居場所が分かり、会うことができた。
妻が何回か食べたことがあるというイタリアンレストランに行って、昼食をとったあと、彼らのホテルに行ってチェックインし、温泉に入りたいということで、妻は彼らをお台場の「大江戸温泉物語」に連れて行くことにしたため、ゆりかもめに乗るために新橋に向かった。

ゆりかもめの駅に着くと、すごい人出。切符を買うために30分ほど待った。そして、ぎゅうぎゅう詰めのゆりかもめに乗って、座りたいと言う子どもをなだめながらテレコムセンター駅まで行った。
大江戸温泉物語」の受付は混んでいなくて、すぐに受付を済ますことができた。受付を済ますと、浴衣を選び、タオルを受け取り、妻と子どもと別れて、脱衣場へ。中がどうなっているのか分からず、妻たちと足湯で会うことにしてので、浴衣に着替えて行ってみたが、寒くてすぐに退去。すぐに大浴場に向かった。中国人達はお風呂に入る習慣がないから、熱いと言ってなかなかつかろうとしなかった。一人が露天に行こうと合図をしたので、二人で外に出た。一緒に行った中国人は慣れてきたようで、肩まで浸かって、気持ちよさそうだった。
中に戻ってもう一度湯船に浸かって体を洗ってから、浴衣を着て、江戸の町の雰囲気を真似たくつろぎの場に行って、みんなでソフトドリンクを飲んだ。アルコールを勧めたかが、中国人にしては珍しく全員飲まないという。しばらくして、妻と子どもがやってきた。子どもは光る輪をもっていた。やりたいものがあるというので、付いていくと、甲虫王者ムシキングのゲームだった。ドリンクや食べ物はロッカーの鍵に付いているタグのバーコードで買いものができるが、このゲーム機は100円が必要だった。一度は諦めさせたが、なかなか諦めないので、お金を取りに行って1回だけやらせた。子どもには操作が難しくほとんど私がゲームをやったが、最初にカードが出てきたので、それを持ってうれしそうだった。

大江戸温泉物語」を出るとすっかり暗くなっていたので、クリスマスイルミネーションを見せるために、お台場海浜公園へと向かった。お台場海浜公園に着くと、新橋駅に戻る人たちですごい混雑だった。レインボーブリッジとクリスマスツリーがよく見える場所に行く途中、抱っこしていた子どもが寝てしまった。現場に着くと子どもが目を覚まし、手に持っていたムシキングのカードがないことに気が付いて、取りに戻ってと言う。無理だというと大泣き。気に入って何回も写真を撮っている中国人たちを待つ間、ずっと泣いていた。帰りは妻のクラスメートの旦那さんが肩車をしてくれたため、子どもは泣き止んだ。ゆりかもめに乗るのに40分ほど待った。
新橋に戻ってから、有楽町に行き、銀座の和食の店に行った。待ち人がいたが、他の店もおなじようなもんだからと待ってもらうことにした。20分ほど席に案内してもらうことができた。しゃぶしゃぶとすき焼きのセットを注文した。なかなか料理をもってこないので、お腹を空かせた子どもがぐずりだした。しょうがないので、早くできるというお茶漬けを頼んだ。お茶漬けが来る間に刺身が来て、マグロの刺身を食べたいというので子どもにあげると美味しいと言って私と妻の分をほとんど一人で食べた。お茶漬けが来たが、お茶がかかっていなかったので、ご飯をそのまま食べさせた。
店員がテーブルの真ん中のふたを開けるとガスコンロではなくIHクッカーだった。お肉が運ばれて来て、しゃぶしゃぶとすき焼きを食べる。中国人達は量が少なくて驚いたことだろう。この店、高級な割には店員のサービスはよくなかった。食べた終わった皿は片づけないし、お茶もなかなか持ってこなかった。女性は着物を着ていたが、着付けがなっていなかった。
夕食後、クリスマスイルミネーションの銀座をぶらぶら歩いて新橋駅に向かった。中国人達は、上海の南京東路より綺麗と言って、写真を撮っていた。
新橋駅から品川駅に行って、エキナカをしばらくうろうろしていたが、子どもが眠そうだったので、まだ買い物をすると言う中国人達と妻を残して、帰ることにした。子どもは眠くないと言ってはいたが、中央線に乗るとしばらくして寝てしまった。
帰ってきても起きずにそのまま寝てしまった。妻は12時過ぎに帰ってきた。