「中国ビジネスのススメ 」-「人民元切り上げの目的」から。
中国では、この6月1日から、投機目的の不動産投資に営業税を課すことにしました。
具体的には、購入後2年を経過していない不動産を売却した場合には、これを投機とみなし、売却金額の全額に5.5%の営業税を課す、というものです。
この発表を受けて、過熱ぎみだった上海の不動産は、6月1日の施行を待たずに、30-40%ほど、一気に下落したと言われています。人民元の切り上げを見込んで、上海の不動産を高値で買ってしまった人は、わずか2%の切り上げのために、30%も40%も損したことになります。
ようやく下落したかという感じ。中国はいつバブルがはじけるだろう。