from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

クロッカスの花がぽつんと咲いていた

クロッカス

気温が上がって、暖かい。散歩をしていて、公園の花壇をふと見ると、スミレが並んでいる中にぽつんと1つクロッカスの花が咲いていた。クロッカス(Crocus)という名称は、ギリシャ語の「croke(糸)」からきていて、めしべが糸状に長く伸びることに由来するそうだ。クロッカスの別名がハナサフランで、サフランの花のめしべと同様に、パエリアなんかを作るときの香辛料として使えるとは知らなかった。

夜、上海に電話をすると、また一人増えていた。妻の親戚のおばさんの子供、といっても二十代の女の子が日曜日に来たようだ。これで妻の故郷の湖南省からやってきたのは、5人になった。賑やかそうだ。2つしかベッドがないのだが、大丈夫だという。うちの子供は、湖南語もちょっと話せるようになって、みんなから可愛がられ、王子様状態のようだ。おじいちゃんに買ってもらったオモチャを4階の窓から投げて壊した。夜に大好きなスイカを一杯食べて久しぶりにおねしょをしたらしい。