from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

いつも買い物道で信号待ちしているときに、ふとツタが絡まった高架橋の柱に目をやると、隠れるように尋ね人の張り紙があった。地方から来ていなくなった人を探しているようだ。

そういう高架橋の柱とか、電信柱や塀に文字と番号がよく書いてある。番号は電話番号のようだ。文字はどうやら商売の内容を示す文字のようだ。

修理を商売にしているような人をあちこちで見かける。自転車に修理道具を積んで立ち止まっている。店を構えるほどの商売をしていない人たちだ。こういう人たちが電信柱なんかに書き付けているんだろう。

家で何か壊れて修理を頼みたいときはどうするのか。電信柱なんかに書いてある電話番号を覚えておくとか、大家さんや隣人などの知り合いに聞くしかない。ようするに口コミ情報だ。電話帳がないからね。

新聞には、そういう情報って載っているかな。まだ中国語の新聞は読んだことがないから分からない。日本関連の情報は、日本食料品店なんかにおいてあるフリーペーパーから情報を得るか、インターネットのホームページから得ることができるが。