from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

朝から雨でどうしようかと思っていたが、9時頃には雨が上がったので、知人を東方明珠塔と外灘に連れて行った。

東方明珠塔に行ったときは、まだ時々小雨がパラつく天気であまり見通しはよくなかったが、それなり景色は楽しめた。

外灘には、日が暮れてから行った。黄浦江の遊覧船のチケットを買ったら、すぐに出航するといわれ、小走りに船着き場に向かうおばさんのあとを子供を抱っこしながら追いかけ、乗船したときは息が切れ、汗だくになった。船室は冷房が効いていて、ホッとする。外に出ると丁度いい気温で、心地よい風が吹いていて、外灘の夜景を楽しめた。

帰り道、タクシーで上海では有名らしい「龍柱」の側を通った。龍の装飾が施してある高架路の柱である。運転手さんによると、高架路を作るときにこの柱がなかなか立たず、市の当局者がお坊さんにお伺いにいった。そうすると、柱を立てようとしている地中に龍がいて、その龍を殺さないと柱が立たない。ある時間なら、龍が死んで柱を立てることができるといった。その通りにしたら、柱が立った。このことを教える前に予言したように、そのお坊さんは工事の日からしばらくして亡くなったとのこと。