from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

関野吉晴さんの公開講座に行った

7時過ぎに起床。今朝も雨が降っていた。

ニュースを見ながら、朝ごはん。

9時過ぎに息子を起こしに行くが、まったく起きなかった。

10時過ぎにうちを出て、バス停に向かった。しっかり雨が降っていた。

関野吉晴さんの公開講座の会場には、開講の5分前に到着。ほとんど席は埋まっていた。今日の講座は、「私たちはどのように極限の環境に適応してきたのか(2)熱帯雨林アマゾン」で、アマゾン川流域に住んでいる先住民マチゲンガ族との交流と彼らの生活についての話だった。マチゲンガ族は、平和的な民族だが、インカ時代にはインカの支配下にあって、石器の武器しか持たなかったインカの中で唯一弓矢を扱う傭兵として雇われていた歴史がある。マチゲンガ族はペルー・アマゾンに5000人以上いる。関野さんは外部との交流を避けてきたマチゲンガ族の一家と40年の付き合いがあるという。最初にマチゲンガ族で都会に暮らしている若者を連れて入り込んだが、なかなか触れ合うことができなかった。2回目でようやく彼らに溶け込めた。彼らは採集狩猟民族で、男は弓矢で狩猟し、女と子どもが果実や魚や無視などを採取する。狩りで獲れた獲物はみんなで分配する。ほとんど食料を保存しない生活を送っている。腐葉土層が薄い土地で、土地がやせているため、焼畑農業もやっているが、2年ごとに土地を変え、50年ほどのサイクルでやっているため、サステナブルな農業で、熱帯雨林を破壊することにはなっていない。彼らは、豊富で正確な知識を持っていて、自然を巧みに利用している。ナイフ一本あれば、弓矢、縫い針、火おこし棒などを作り、生活に必要なあらゆるものを自然の中から作り、何不自由なく暮らしている。各人の持ち物に大差なく、貧富の差なく、平等に暮らしているが、アマゾン奥地にもグローバル化の波が押し寄せ、多量の文明の利器が入り込み、一部の人たちは都会に住むようになってきている。

12時過ぎに会場を出て、バスで帰宅。息子はシャワーを浴びていた。まだ朝ごはんを食べていなかった。

1時過ぎに雨の中、Mさんの一日レストランにお昼を食べに行った。雨のため、空いていた。パニーニ、トリッパのトマト煮込み、ワイン、パンナコッタなどをいただいた。

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2時過ぎに、息子は店にいたMさんの息子のT君とうちに帰り、私はスーパーに買い物に行った。戻ってくると、二人はネットゲームをやっていた。

かやくご飯をセットして、4時半過ぎにジムに行った。傘を持って出たが、雨は上がっていた。トレッドミルがすぐに空いていなかったので、エアロバイクを10分ほどやってから、トレッドミル。15分で2kmを走れたので、今日は4kmは軽く超えられる思って走っていると、右足のふくらはぎが張ってきたので、速度を落として、しばらく歩き。張りがひどくならないので、また徐々にスピードを上げた。なんとか30分で4.03km走ることができた。その後は筋トレ。

6時半頃に帰宅すると、T君はまだMさんが迎えに来ないとうちにいた。ベランダから部屋を覗いてごらんと言うと、明かりが見えたようで、帰って行った。

シャワーを浴びて、ポトフを作った。

7時過ぎからかやくご飯とポトフで夕飯。テレビをつけると、プロ野球の日本シリーズ、ソフトバンクDeNAの2回戦をやっていた。息子はDeNAを応援していて、DeNAが逆転すると喜び、ソフトバンクが逆転すると悔しがった。

夕飯後は掃除。息子にも掃除をやらせるが、テレビを見ていて、なかなかやろうとしなかった。

台風22号は29日午後、四国から関東地方にかけて太平洋側を北東に進み、30日午前0時に三陸沖で温帯低気圧に変わった。