from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

映画「ブレードランナー2049」を観た

6時に鳴ったはずの目覚まし音に気がつかず、6時半過ぎに起床。

一人で朝ごはんを食べ、7時10分過ぎに息子を起こしに行った。

なんとか起きて来て、朝ごはんを食べたが、すぐに部屋に戻って、ごろり。雨が降るからバスで行くように言うが、生返事で出る支度をせず、結局8時が過ぎ、まだ探しもの。出ていったのは8時10分頃。

10時過ぎにうちを出て、バスで駅前に向かった。まだ雨は降っていなかった。

10時20分頃に公開講座会場に着くと、もうすでにほとんどの参加者が着席していた。

10時半に、関野吉晴さんの「私たちはどのように極限の環境に適応してきたのか(1)高地と砂漠」の講座が始まった。ペルーでインカの伝統を残すケロ村を訪れることになった経緯とケロ村の人たちとのふれあいとケロ村の人たちの生活ぶりの紹介。インカ帝国は14世紀から急速に発展したが、16世紀にスペインに滅ぼされた。そのインカ時代とそれほど変わらない生活を送っているのが、ケロ村の人たち。一般的にアンデスでは、高知の牧民と低地の農民がお互いに依存して暮らしているが、ケロ村の人たちは牧民でありながら、農民でもあるという。リャマやアルパカなどの家畜を飼っているのは標高4000mあたり、ジャガイモを植えてある畑があるのは3000mあたり、トウモロコシの畑があるのは1500mあたりにあり、それらの間を移動して暮らしていて、他の村の人たちとほとんど交易することなく、自給自足の生活を送っている。ケロ村の人たちは排他的で、初めてケロ村を訪れたときはうちに泊めてくれなかった。三度目に訪れたときに子どもの髪を切ってくれて言われて、髪を切ると、村民たちとの絆ができ、受けれてもらえるようになった。ジャガイモは通常限られた期間しか貯蔵できないが、ケロ村の人たちは、アンデスの気候を生かして、天然に冷凍乾燥させる方法を生み出し、長期保存が可能な加工食品を生み出した。

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12時過ぎに会場を出て、コーヒーショップでサンドイッチとコーヒーで昼ごはん。外に出ると、雨が降っていた。

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それから新宿のTOHOシネマズに行って、映画「ブレードランナー2049」を観た。MX4D・3Dを予約していったが、MX4Dにした意味はなかった。モーションやミストで画面の内容にのめり込むことはなかったし、香りもウィスキーらしいものしか感じなかった。それも隣の席で食べていたポップコーンの匂いに負けていた。

ストーリーは破綻した部分はないように感じたが、1つ1つのシーンをしっかり覚えているわけでないので、話の展開についていけない部分が少なからずあった。デッガードがもうそろそろ出てきていいだろうと思っても、なかなか出てこなった。前作のレプリカントはネクサス6だったが、人間と戦ってもそれほど有利ではないように見えたが、ネクサス9のKはパワーアップしているようで、ネクサス8やデッガードには余裕があるようにみえた。上映時間は2時間43分だそうだが、中だるみがあるし、無駄な戦いシーンが多く、もう少し短くできたように思える。彼女が出てくる驚きのシーンがあったが、それほど感激はしなかった。もう一度観てみないと評価はできない映画だった。

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映画館を出たときも、雨。

うちに着いたのは、5時半頃だった。息子に今日は何やったと聞くと、インターナショナルデーで午前は授業はなく、和太鼓部の演奏を聞いたり、留学生の話を聞いたり。午後は物理の模擬授業で、電流について学んだと。

夕飯は、親子丼とホッケの干物焼き。

夕飯後、息子は部屋に消えたが、9時頃にリビングにやってきて、ネットゲームを始めた。11時過ぎになり、やめるように促すが、やめたのは12時20分頃だった。