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wsj.com「浜岡原発の全面停止決定=中部電、政府要請受け入れ―東電などへの融通取りやめ

中部電力は9日、臨時取締役会を開き、浜岡原発(静岡県御前崎市)の全面停止を決定した。東京電力福島第1原発の事故を踏まえ、政府の停止要請を受け入れて安全対策を優先することとした。記者会見で水野明久社長は「菅直人首相の要請は極めて重い。安全を最優先に進めることが長期的にはお客さま、株主の皆さまの利益につながると判断した」と述べた。
浜岡原発は1、2号機が廃炉に向けて既に停止。定期点検中の3号機と、稼働中の4、5号機を合わせた最大出力は約360万キロワットに上り、中部電力全体の供給力の約12%に相当する。

環境エネルギー政策研究所『菅首相の「浜岡原発の停止要請」を高く評価する

浜岡原発の停止による電力不足については、中部電力は全国の電力会社の中でも原子力発電への依存率は 10%程度と低いため、浜岡原発を全停止した場合でも十分な供給力を見込むことができる上に、通常の節電や省エネを行うことで、夏の電力需給は万全となる。以下、環境エネルギー政策研究所(ISEP)では、中部電力を含めた電力各社の供給力や過去の最大需要電力を含めた推計を行い、速報として発表する。
中部電力の電力供給力 3,059 万 kW は、夏の最大電力需要 2,637 万 kW に対して、浜岡原発が全停止した場合も問題はなく、揚水発電により 400 万 kW 程度の供給余力がある。