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子育ての日々の断片を書き綴る

ムバラク退陣はもう時間の問題か

NHKニュース「デモ隊 大統領の退陣求め圧力」。

大規模な反政府デモが始まって1週間がたつエジプトでは、日本時間の1日夜遅くから全土であわせて100万人が参加する大規模なデモが計画されています。ムバラク政権は野党勢力と対話によって事態の収拾をはかろうとしていますが、デモ隊はあくまで大統領の退陣を求めて圧力を強める構えです。
先月25日から大規模な反政府デモが続くエジプトでは、1日、夜間の外出禁止令が出ているさなかの午後4時(日本時間の1日午後11時ごろ)から全土であわせて100万人規模のデモが計画されています。このうち、最大規模のデモが行われる首都カイロ中心部では、広場を埋め尽くすように、すでに10万人以上が集まっています。こうした動きに対し、エジプト政府は、スレイマン副大統領が、31日、憲法の改正などについて野党勢力と話し合う用意があると呼びかけるなど、事態の収拾を図ろうとしています。しかし、デモの参加者は「対話よりもムバラク大統領の退陣が先だ」などと話し、あくまで大統領の退陣を求めて圧力を強める構えです。カイロのデモには、ノーベル平和賞受賞者でムバラク政権を批判しているIAEA国際原子力機関エルバラダイ前事務局長も加わる予定です。人々は、広場からムバラク大統領の公邸に向けてデモ行進を行う計画で、市内に多くの検問所を設けて警戒に当たっている治安当局との間で不測の事態も懸念され、エジプト情勢は緊張が高まっています。