from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

映画「インビクタス」を観た

samso2010-03-22

6時過ぎに息子に起こされたが、そのまま寝ていて、目が覚めたら、7時20分。ベイブレード「GRADE1 次世代WHF、全国大会」に妻と行くと言っていたので、息子を起こし、朝ごはんを食べさせた。二人は8時過ぎに出かけた。
映画「インビクタス」を見ようと思って調べたが、レイトショー以外でやっている映画館はほとんどなかった。「銀座シネパトス」という映画館でやっているようだったので、銀座まで行くことにし、9時過ぎにうちを出た。気温が低く、寒かった。
10時過ぎに映画館に着いた。映画館は晴海通りの下にあるようだった。まだチケット売り場の窓口が開いておらず、すぐ近くの歌舞伎座が改築される聞いていたので、見に行った。まだ時間があったので、コーヒーショップに入って時間をつぶした。液晶ディスプレイが壁に掛けてあり、「世界最速のインディアン」をやっていた。

10時20分過ぎに映画館に戻った。さすがに窓口は開いていてすぐに入場できた。比較的高齢の人が多かった。
芝がある綺麗なグランドで白人たちがラグビーをやっている。石ころだらけのグランドでは黒人の子どもたちがサッカーをやっている。その2つのグランドの隔てる道路をMandelaを乗せた車がやってくる。前政権を支えていた白人たちが首になると思っていたら、Mandelaは国のために働く意志があるなら、彼らを首にしないと言う。虐げられてきた黒人だけで国の再建はできないと、彼らを許すことから始めようとする。ワールドカップを控えた白人たち中心のチームもその一環として、支えようとする。黒人たちの反感を買うが、意にしない。キャプテンであるFrancois Pienaarを官邸に呼んで期待に応えるに諭す。その期待に応え、南アフリカチームは見事に優勝を果たす。いつの間にか、涙を流しながら見ていた。強そうに見えないチームが勝ち進む説得力にかける。ラグビーの試合でのスピード感がちょっと物足りなかったが感動的な映画だった。南アフリカがもっといい国になってほしいものだ。

AFP BBNews『マンデラ氏釈放から20年、南アフリカの「現状」2010年02月09日 16:59 発信地:ヨハネルブルク/南アフリカ 』から。

ヨハネスブルク郊外のクリップタウン(Kliptown)に住むキャサリン・ジェレミア(Catherine Jeremiah)さん(73)は、マンデラ氏のあとに続く政治家らに非があると考えている。彼らがマンデラ氏の理想に従ってこなかったというのだ。
マンデラは素晴らしかった。だがそのあとの政治家たちはいい仕事をしてこなかった。彼らは、民衆からは隔絶した存在になっている」
さらに、政治的な自由は歓迎するものの、自分の生活は決して楽にはなっていないと続けた。「今後20年間で何かが変わるとしたら奇跡ですよ。過去10年間には変化が何一つ起こっていないんですから」

映画館を出て、iPhoneを見ると妻から電話がかかっていた。電話すると、これから妻が知り合いに会いに行くのに息子がもう帰りたいと言うので、引渡したいと。ホコ天の銀座4丁目を通りかかると、猫がいた。

東京駅で二人と落ち合って、息子と帰宅。うちに帰って、残りの宿題をやらせた。宿題が終わると、友だちに電話し、出かけた。約束通り、5時半前に帰ってきた。
夕飯前にベイブレード、夕飯後もベイブレード。「他にやることないの?本を読むとか」「えをかく」。怪獣のようなものを描いてもってきた。