from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

三社祭を見に行った

samso2009-05-16

6時過ぎに目が覚めた。息子は7時過ぎに起きてきた。
遅い朝食を食べ終わると、息子は「キャッチボールをしたい」。妻たちが出かける支度を終えるまで付き合うことにした。下に降り、1球目に投げたボールが顔に当たった。泣きそうになったが、キャッチボールを続けたいがために堪えた。続けてキャッチボールをしていると、妻が上からファクスの送り方がわからないと声を掛けたので、息子を残してうちに戻った。しばらくしてふて腐れた息子が戻ってきた。「どうした?」「ボールがなくなったんだよ」。
昨日来たIさんが三社祭を見に行きたいと言うので浅草に行くことになった。昨日妻が携帯電話でメールが読めなくなったというので、携帯電話をチェックしてみたたら、ファンクションキーが4つほど反応しなくなっていたため、まず吉祥寺のヨドバシに向かった。キーが使えないことを確認してもらい、修理の間使う代替機を借りた。
吉祥寺駅から総武線で浅草橋駅に到着。浅草線に乗り換え、浅草駅で降りると、人ごみにまみれた。雷門に向かうにつれ、人が増えていった。

雷門に着くと人で埋まっていた。息子が「おなかすいた」とぐずりだしたので、妻たちと別れ、食堂に入った。息子は鮪漬け丼セット、私は穴子丼セットにした。
 
食べ終わって、雷門に戻った。人だかりは、雷門にやってくる御輿を待ち受ける人たちのようだった。御輿を見るため、混雑の中、息子を引っ張って、仲見世通りを進んでいた。前に進めなくなり、立ち止まると息子は店に吊ってあるキーホルダーをいじくりだした。剣が付いているのが気に入ったようだったが、とりあえず御輿を見るように言った。店の前に張り付いて、仲見世通りを次から次とやってくる御輿担ぎに酔っている人たちを眺めた。息子が飽きたので、奥に移動したがまた前に進めなくなり、人が比較的少ないわき道に入った。息子がキーホルダーを思い出し、また仲見世通りに戻った。カキ氷を売っていたので買い、店のおばさんに食べ歩きはできないと言われ、店の中に入って食べさせた。「つめたい」と半分ぐらい残した。雷門に向かって歩いていくと、息子はまた同じキーホルダーを見つけた。自分のお金を使うことを条件に買ってあげた。
 
 
 
このあと、江戸東京博物館に行くことにしていたので、隅田川まで歩いていった。吾妻橋を渡り、信号待ちをしているときにアサヒビールタワーには何があるのか見に行くことにした。22階に「スカイルーム」というビールが飲める喫茶店があることがわかり、22階に行った。狭いラウンジだったが、席が空いていて、ケーキセットを頼んだ。窓際の席から、隅田川や浅草の町が一望できた。妻に電話をしてみたが出なかった。
 
アサヒビールタワーを出て、隅田川沿いの散歩道を両国まで歩いた。所々にホームレスの人たちの住処があった。国技館前に行くと、入場する人たちで混雑していた。江戸東京博物館に向かって歩いていくと力士が何人かやってきた。旭天鵬安美錦のように見えた。
 
江戸東京博物館に着いて、「手塚治虫展〜未来へのメッセージ〜」の企画展とセットのチケットを買った。「家族ふれあいの日」でチケット代が半額だった。手塚さんの子どもの頃の昆虫の絵は精緻だった。息子は、アトムやマグマ大使などの漫画の原画を読んでいた。火の鳥も気に入ったようだった。売店に行くと、漫画を買ってと言いに来た。「ジャングル大帝」の1巻を買った。息子は漫画を読みながら、常設展に向かった。常設展に入ってぶらぶらしながら、歌舞伎コーナーで座っていた妻たちと落ち合った。しばらく見学した後、江戸東京博物館を出て、Iさんがアイスクリームを食べたいと言うので店を探したが、見つからなかった。仕方なく両国駅前のホテルのレストランに入った。Iさんはアイスクリークではなく、コーヒーとモンブランを頼んだ。妻と私は麺類を頼んだ。
あと、隅田川で遊覧船に乗ることにしていたが、まだ時間があったのでその辺をうろうろ。6時40分ごろ、船の発着場へ。ちょっと待って乗船。レインボーブリッジまでの夜景を楽しんだ。
 
うちに戻ったのは9時過ぎだった。息子はすぐに寝た。