from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

土曜授業参観日だった

samso2008-06-07

今日は土曜日だというのに起きてこない。今日は授業があるからだ。やっと起きてきたら、テレビを点けた。8時前に「いく」と言って一人で出ていった。息子が行ったあとに、5階のH君がやってきた。「ごめんね。一人で行っちゃった」。
8時半前にうちを出て、土曜授業参観に出かけた。学校に着くとまだ受付準備中でしばらく待った。受付を済ませて教室へ。授業前の話が始まっていた。息子は落ち着きがなくキョロキョロ。姿勢も悪かった。こくごの授業が始まったのに筆箱を出さない。見ていると、後ろの席にいる子に鉛筆を借りていた。筆箱は持っていったはずなのに。内容は「ぶんをつくる」。きつねが何かしている絵を見て、「きつねが」に続く文章を考えるもの。授業が進んで、息子が当てられた。何を言うか心配だったが、ちょっと小さめの声でまあまあの答え「きつねがきにつまづいた」。
2時間目は算数。人形を使っての足し算。つまらないのでうちに戻った。筆箱を探してみたがなかった。学校に戻ると、休憩時間になっていた。息子が何処にいるか教室に行こうと下駄箱のところに行くと、ちょうど息子が出てきて、校庭に走っていった。教室に入って、筆箱を探してみたがなかった。
3時間目は、保護者がホールに集まって、校長先生の話を聞いた。プリントを150部用意したがそれ以上集まったのでプリントが足りなくて、今コピーをしていると言われた。生徒は600人以上いるので、少ないと思ったのだが。「学校経営は、4月からでは遅い」と言う話で始まった。前任者の校長が今年度の予算を決めているので今年度は大きな改革はできないとのことであった。自由裁量の予算は1千2百万円程度あること。前にいた学校では、教員をサポートする人材にお金を使ったとのことだった。この学校に赴任して驚いたのは、遅刻者がほとんどいないこと、月曜日の欠席者が少ないこと、挨拶がちゃんとできること、入学式の前に6年生から挨拶を頼まれたこと、公園に落ちていたゴミを拾ってきた3年生にあったことなどと言う話があって、「自律心のある児童、自尊心のもてる児童を育てる」ことを中心に学校経営をしていきたいと。そのあと、開かれた学校づくり、特別支援教育の一層の推進、個人情報の取り扱いに関する危機管理、保護者とともに考える機会を作ると言うような話があった。
4時間目は音楽。「ぞうさんのさんぽ」などの練習。この授業も見ていてつまないので、他の教室を見学に行った。ほかの1年生のクラスでは、メロディオンの練習をしていた。オープンルームなので隣どおしのクラスでやっているとちょっとうるさい感じ。2年生のクラスは、保護者と一緒に工作をやっているようだった。12時半頃、授業が終わって、一緒に帰宅。
「おなかすいた」。すぐに炒飯を作って食べさせた。ちょっと昼寝をして、水泳教室へ。ギリギリにうちを出たが息子の歩みが遅くてイライラ。なんとか間に合って、息子はすぐにプールに向かった。上から見ていると、息子のクラスに女の子が一人新しく入ったようだった。前回よりしっかりやっているように見えたが、水中での宙返りはまったくできていなかった。終わって出てくると、バッグを持ってきていなかった。「バッグは?」「あっ」。「今日はどうだった?」「きょうはあっというまにおわった」。急いで駅に向かうと「おなかすいた」。コーヒー店に入って、メロンパンとタマゴサンドを食べさせた。コーヒー店を出て妻に電話すると、もう渋谷にいるということだった。
井の頭線に乗ると息子は寝てしまった。渋谷の改札口近くで妻と落ち合って、東横線で横浜に向かった。6時前に元町・中華街駅で降り、タクシーで本牧に向かった。サティ前で迎えに来てくれたインド人のGさんに会い、Gさんの双子ちゃんの誕生会会場へ。インターナショナルスクールの友だち家族が来ていて、大にぎわいだった。息子は恥ずかしがって、しばらく大人しくしていたが、蛍光棒をもらってからみんなと一緒に遊びだした。
誕生日パーティが終わって、Gさんのうちに移動して、歓談。9時過ぎまでいて、泊まっていくという妻と息子を置いて、帰宅。うちに着いたのは11時過ぎだった。