from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

隠蔽体質(2)

NHKニュース「福島第一原発でも臨界事故か」。

東京電力によりますと、昭和53年11月、福島第一原発3号機で、定期検査中に原発の出力を調節する制御棒137本のうち5本が抜け落ちたということです。これは、今月15日、志賀原発で臨界事故の隠ぺいが明らかになったあと、定期点検を担当した原発のメーカーから「7時間半にわたって臨界状態が続いていた可能性を示すメモが見つかった」と報告があったことからわかりました。

NHKニュース「事故隠し 会議に現取締役出席」。

北陸電力によりますと、当時の発電所の所長らが事故直後に所内で集まって、国に報告せずに隠ぺいすることを決めたということです。隠ぺいを決めた話し合いには、当時の発電所の幹部らおよそ10人が出席しましたが、この中に現在は取締役の1人も含まれていたことが関係者の話でわかりました。この隠ぺい問題は、北陸電力が国の指示を受けて去年12月に社内に設けた委員会の調査で明らかになりましたが、北陸電力の永原社長は今月16日に記者会見をした際、この調査まで本店には一切報告が上がっていなかったことを強調していました。隠ぺいを決めた話し合いに出席していた取締役は、社内の委員会のメンバーになっていたほか、去年4月に設置された原発の安全対策などを担当する本店の原子力推進本部の幹部も務めています。