from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

訳の分からないことを言ってみたい

samso2006-07-10

いつもより30分遅く起きたが眠い。いつまで寝ても寝たりない感じ。室内湿度は70%以下にならない。妻は先に起きていて、掃除をし、先に朝ご飯を食べ、「今日は早いでしょ」と言っていたが、いつの間にかいなくなった。
テレビを点けると、イタリアがPK戦を制して勝っていた。延長戦の後半でジダンが頭突きでマテラッティを倒している映像が出ていた。
朝ご飯を食べ、見に行くとまた寝ていた。妻も子どももようやく起きたのは出なきゃならない10分前。
保育園から帰ろうとすると「○○ぐみにかぶとむしがいるからみて」と引き留めた。「今日は見れないから、行くよ」と言って離れると、「あしたみて〜」と大声を上げた。
定時前にぐずぐずしていたら、いつの間にか限界の時刻が過ぎていた。小走りに駅に向かい、一本遅めの電車に乗ると汗が噴き出した。いつもより5分遅れで保育園に着いた。すぐに出てこず、5分待って出てきたが、出口で片足を靴に入れたまま立ちすくみ、宙を見たまま動かない。「行くよ」と言うと仕方ないというように足を動かした。信号待ちしていると犬が吠えた。友だちと帰りが一緒だったこともあり、「うるせぇー」と大声を上げた。どんどん言葉遣いが悪くなっていく。
夕飯を食べ終わると、「おえかきしよう」と言ってきた。「何描いたの?」と聞くと、「ばけばけふぁいぶ。じょまり」と訳の分からないことを言った。「なにそれ」と言うと「かめんらいだーくわがた、えすぴーじーあうそ。じゅえっくすたいやー」と。
絵を描いていて、9時のニュースのヘッドラインが聞こえると、子どもが「まいにちみさいるばかりだね」と言った。
NHKのスポーツニュースでは、ジダンが頭突きをした理由について、移民であることを侮辱されるようなことを言われたからと報じていた。
シャワーを浴びさせたあと、薬を飲ませ、皮膚炎の場所に薬を塗った。塗り薬が効いて、皮膚炎はほぼ完治したが、薬を止めるとまた症状が出てくるんだろうなあ。
寝室に行くと、「よんで」と日本昔話の本を持ってきた。「どれ?」と言うと一寸法師の絵を指差した。