from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

品川アクアスタジアムに行った

samso2006-07-01

子どもに「あさだよ」と言われて、起こされた。
適当な朝食を食べさせ、洗濯と掃除をやって、妻に言われたように子どもを医院に連れて行こうと思って、健康保険証を探すが見つからない。妻がケイタイを持って行かなかったので、連絡が取れない。10時頃、妻から電話がかかってきた。健康保険証の所在を尋ねるが、あるはずだという。新幹線に乗っていて、昼頃に着くから、何処かで昼ご飯を食べようという。「何処でもいいよ」と言うと「この前行けなかった刀削麺の店にしよう」と言う。12時に五反田駅で待ち合わせることにする。
クリーニングに出すズボンと本を持って、図書館に向かった。クリーニング屋を出たところで、子どもと同じ組の子とお母さんに出会った。豊島園に行くと言う。子どもが行きたいと言うから、保育園を休ませて連れて行ってやるの。初めてなので何処にあるのか分からないと言って場所を聞かれたが、うちも連れて行ったことがないから分からないと答えた。
図書館に着いて、子どもが自転車のペダルで遊びだしたので、先に行って本を返していると、「パパ〜」と言う大きな声が聞こえてきた。見つけると、乗り物の本が置いてあるところに先に行った。「乗り物の図詳図鑑」と「とっきゅうでいこう」を借りた。絵本が並べてあるコーナーに行っても、借りたのは「きかんしゃパーシー たこあげをする」と「あめのひのえんそく」。
うちに戻って本を置いて、残りの洗濯物を干して、うちを出た。五反田駅に着いたのはちょうど12時。妻がやって来たのは15分過ぎ。あらかじめ地図で確かめておいた道を歩いていくと、思っていたより近くに店はあった。三種類の刀削麺と豚耳の和え物を頼んだ。麺は歯ごたえがあって美味しく、子どももよく食べた。せっかく出てきたのだから、どこかに行こうと言う。品川駅前にある水族館に行くことにした。外に出ると雨が降っていた。
場所を知らなかったので、妻が品川駅の駅員に場所を聞いた。プリンスホテルの中にあると言う。高輪口を出てプリンスホテルに向かって歩いていくと、雨で路面が濡れていて滑った。なんとか踏ん張って転けずにすんだ。
信号を渡ってショッピングモールのようなところを通り抜けていくと、「EPSON 品川アクアスタジアム」と看板が見えた。ビルの地下駐車場の入口のような場所が入口だった。大人1600円、幼児600円。エスカレータを上がったところが水族館だった。ゲートを入ると子どもは大水槽に向かって走っていって、「みて、さめだ」と叫んだ。あと30分でイルカのショーが始まるとアナウンスがあったので、イルカプールに行ってみた。まだ席には三分の一ほどしか観客がいなかった。席に座って待っていたが、子どもがぐずり出すかもと思い、妻をおいて、まだ見ていない水槽を見に行った。サメとエイの海中トンネルを眺めたあと、マンボウを見せて、ペンギンがいる水槽に行った。水中でペンギンが泳ぐ様子がよく見える。水中で泳いでいる姿を見ると、鳥の仲間だと認識できる。大型のかいつぶりが潜水しているように見えた。ペンギンの反対側の水槽には、カアシガニにいた。気に入ったようで、子どもはしばらく眺めていた。5分前になったので、イルカプールに戻った。満席になっていた。
イルカプールは円形でどこからでもよく見えるように作られていた。プールの周りには小さめのステージが6つぐらいあって、それぞれにトレーナーがいて、見るのに忙しい。イルカはバンドウイルカカマイルカの2種類。ショーの内容はありきたりのものであったが、カマイルカが狭いプールを高速で泳ぐのが印象的だった。

ショーが終わったあと、トレーナー3人ほどが残っていたのでどうするのかと思っていたら、イルカのトレーニングを見せるという。子どもがカッパを買ってせがんで妻が買ってきたので、一番下の席まで降りて、トレーニングを眺めていた。何回か水しぶきが飛んできた。そろそろ終わりという頃になって、アシカのショーはもう満席になったとアナウンスがあった。イルカプールを出ると、通路には人が溢れていた。子どもはその中を走っていってあっという間に姿が見えなくなった。人をかき分けて探しているとマンボウの水槽の前にいた。狭い館内を一通り眺めて、1階に降りた。
ドルフィンパーティーというメリーゴーランドに乗りたいと子どもがせがんで、妻と二人で乗りに行った。客を集めるために動き出すまでずいぶんかかったが、乗っている時間はすごく短かった。降りてきた子どもに「楽しかった?」と聞くと「もういちどのりたい」と言った。「もう帰るよ」と言うと「いっかいしかのれなかったので、たのしくなかった」と答えて、ぐずりだし、怒ると坂道を走っていってしまった。慌てて追いかけるとショッピングモールの中で座っていて、まだ拗ねた顔をしていた。
うちに戻ってきて、昼寝をしていたら、妻と子どもは知り合いのうちに遊びにいった。夕方目が覚め、電話すると、夕飯は食べてくると言った。食材を買いに出て、一人で夕食。夕飯を食べ終わって、テレビを点けると「ビートルズ ソロ特集」をやっていて、渋谷陽一さんと松村雄策さんが出ていた。テレビを見続けていると、二人は帰ってきた。ジョン・レノン篇をほんの少ししか見られなかったが、ポール・マッカートニー篇とジョージ・ハリスンリンゴ・スターは全部見ることができた。ポール・マッカートニーのビデオ・クリップは楽しめた。SAY SAY SAYもよかったけど、My Brave Faceのビートルズマニアの日本人コレクタの映像は笑えた。