from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

現代中国の美術展を見に行った

samso2006-05-20

明日はまた一日雨かと思い寝たが、起きると晴れていた。
テレビでニュースを見ていたら、「現代中国の美術展」をやっていると言っていたので、調べてみると後楽園にある日中友好協会という所でやっていると分かった。起きてきた妻に見に行くと誘うと、知人に電話をした。自分たちは美術展を見に行かずにドームシティのおもちゃ王国で子どもたちを遊ばせて待っていると言う。
出かける前に子どもを医院に連れて行って湿疹の薬をもらってくると言うので、図書館へ行った。図書館を出たばかりのところで電話が鳴った。もうすぐ終わるからバス停で待っていると言うので、慌ててうちに戻ってバス停に向かった。バス停に着いたがいなかった。電話をしても出ない。仕方なく近くをウロウロしていると電話が鳴った。子どもが喉が渇いたというので、スーパーに入ってジュースを買っていたと言う。
待ち合わせ場所のおもちゃ王国の入り口に着くと知人はすで来ていた。すでにお昼が過ぎていて、レストランがあるラクーアガーデンに向かう。ラーメンが食べたいというので、紅虎餃子房へ。食べ終わった頃、もう行っていいと言うので、一人で日中友好会館に向かった。日差しが強くて汗が出る。ちょっと道に迷って辿り着いた。
会場は1階と地階に別れていた。写実的な絵が多かった。「モナ・リサ―微笑のデザイン」という油彩画は顔のシミっも1つ残らず描いている感じ。女性が来ているセーターも本物のようにしか見えない。置いてあったカタログではその凄さは確認できない。枯れた野草を描いた作品も奥の方に見える草も手を抜かずに描いてあった。パンダの絵は、毛の描き方が見事。民工がこちらを見つめる絵は集合写真のようであったが、彼らの辛さが伝わってくるいい作品だった。孫悟空を題材にした連環画は、アニメーションかゲームの原画になるような作品だで、迫力があった。農村部の生活をデフォルメした絵があったが、それが一番気に入った。一部の作品でキズがあったり、貼り付けたときに空気が入ったようで紙面が浮いているものがあったのが残念。
日中友好協会を出てまだ時間があるので、後楽園に向かって歩いていると電話が鳴った。そろそろ戻ってきてと言われた。ドームシティに戻って、美術展良かったよと言うと、妻は知人と一緒に見に行くと言った。二人が行った後、知人のお母さんと二人でまだ行っていなかったおもちゃ王国に子ども二人を連れて行った。

知人のご主人が車で迎えに来たと連絡があり、まだいたいと言う子どもたちを連れ出して待ち合わせ場所に向かった。待っていると急に雨が降ってきた。すぐに車が来て知人のうちに行った。
知人がもらったというお芝居を見に行く予定であったが、みんな面倒になり、一人で見に行くと言われ、結局みんなで築地にお寿司を食べに行くことになった。江戸銀という店で寿司と刺身をたらふくご馳走になり、東京駅まで送ってもらって、帰ってきた。
三鷹駅からバスに乗ると、前の席に同じ保育園の1つ下の組の女の子が座っているのを子どもが見つけ、「あおいちゃんだぁ」と声を掛けた。女の子はちらっと後ろを振り向いたが、恥ずかしがって前を向いたまま。「ぞうさんだぞぁ」と言いながら、子どもは女の子の頭まで手を伸ばしてからかって、お兄ちゃんぶりを発揮していた。