from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

食魚革命

NHK「クローズアップ現在」で「食魚革命」というのをやっていた。

東シナ海で漁業資源争奪戦が激しさを増している。日中暫定水域には中国の大型漁船があふれ、日本の漁業は圧倒され始めている。東シナ海で日本の30倍の漁獲をあげる中国。その背景には13億人のタンパク源を魚に求める「食魚革命」政策、そしてアジア、欧米へ水産加工品を供給する食糧生産基地を目指す将来構想がある。一方、日本は国内の魚の売り上げが頭打ちとなり、欧米が要求する基準を満たす加工施設も中国に遅れを取るケースが出てきている。日本の漁業者は、飽和状態の国内市場に見切りを付け、中国へ魚を輸出する道を模索し始めた。構造転換を迫られる日本漁業の現況と、食卓への影響を伝える。

日本より高値で魚が取引されることもあると報じていた。近い将来、安く魚を食べることはできなくなるだろうと切実に感じた。