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子育ての日々の断片を書き綴る

Trinity Site marks atomic bomb's 60th anniversary

読売新聞から。

【トリニティ・サイト(米ニューメキシコ州)=古沢由紀子】世界初の核実験が1945年7月に行われてから60年を迎えた16日、米ニューメキシコ州の砂漠にある実験現場が一般公開され、早朝から、多くの見学者が訪れた。
実験の暗号名からトリニティ(三位一体)・サイトと呼ばれる現場は、現在米軍のホワイトサンズ・ミサイル試射場内に位置する。一般公開は春と秋の年2回に限られ、実験のあった7月16日の公開は10年ぶり。
この日は午前8時の開門前から、車や観光バスなどが長い列を作り、午前中だけでも千人以上の見学者が訪れた。

どういう思いで沢山の人が見学に訪れたのか気になるところ。読売新聞では、

実験の日、現場で天気予報係を務め、約9キロ離れた地点で待機したジェイシー・アルダーソンさん(87)によると、その瞬間、強烈なせん光で目の前が真っ白になり、雷鳴のような音が響き渡った。地平線上には、巨大なきのこ雲がわき上がるのが見えた。「広島、長崎への原爆投下で日本本土への進攻が避けられたと思っている」と淡々と語った。

とあり、共同通信の記事では、

参加者の一部は放射線検知器を持ち、爆心地を訪問。「ここで原爆が爆発したかと思うと気味が悪い」(地元の男子高校生)、「今日ここに来た誰もが、悲しみと恐怖を共有している」(退役軍人の男性)などと語り、あらためて核兵器の脅威を実感していた。

とあった。BBC NEWSの記事では、当時そこで働いていたStan Hall氏の

Sooner or later someone would have got this weapon. It ended up saving many lives, including Japanese lives.

という声を紹介していた。CNN.comには、共同通信の元ネタらしきAP通信の記事があった。

Andy Aranda, an Albuquerque high school student, said he learned about the Trinity test from textbooks.
"It's kind of creepy, kind of eerie to be right here where it happened," he said.
Clemente Deister of Socorro was in the Marines fighting in the South Pacific during World War II when the bombs were dropped on Hiroshima and Nagasaki.
He watched the faces of visitors to the Trinity Site on Saturday. "I find all kinds of expressions of sadness and horror," he said.