日中経済の往来や中国での邦人コミュニティが拡大するのに伴い、日本人が中国で死亡するケースが増えている。NNAが30日、中国各地の在外日本公館を通し調べたところ、今年上半期（1〜6月）に中国で死亡した邦人数は49人に上っていることが分かった。特に日系企業が集中する華東地域で大きく増加。6月下旬、山東省で3人が死亡した交通事故のような事故死のほか、働き盛りのビジネスマンの突然の病死も相次いでおり、上海の総領事館などは安全と健康の両面で在中邦人に注意を呼びかけている。
と。某Webサイトで「中国の駐在員だった夫を突然死で亡くされた話」を先日読んで、こんなこともあるだと思ったが、やはり増えてきているだ。
江蘇省蘇州市では4月、日本人がタクシーに乗って高速道路上を移動していたところ、対向車の事故で飛んできたコンクリート片が頭を直撃し死亡。上海市内では3月、道路を横断しようとした日本人出張者がバスにはねられ死亡している。中国に暮らす外国人にとっては交通事故は最も身近なリスクといえ、日本大使館は「マイカー所有の急増で、道を譲らない、交通ルールを守らないといった未熟なドライバーが多い」と指摘し、注意を促している。
また、山東省青島市では、企業関係者が部屋のガス爆発で死亡している。事故の経緯は明らかになっていないが、単身で生活する日本人ビジネスマンも多い中、ガスなど住まいの設備の点検は欠かせないといえそうだ。
日本だと、横断歩道を渡っているとき車は当然止まってくれるものと思っているのか、まったく注意をしないで道路を横断している人をよく見かける。そういう人が中国に行くと交通事故に遭う確率は非常に高い。中国だとまず止まってくれない。ほとんどドライバーが車優先だと思っている。『上海総領事館は「中国では交通マナーが日本と違うことを認識し、できれば事故の少ない交通手段や時間帯を選んで」』と注意を呼びかけているというが、それは無理でしょ。「事故の少ない交通手段」って地下鉄のこと？ほんの一部の地域しか走っていないからほとんど使えないけどね。
ガスコンロを使っていて、なんか火力が弱くなったなあと不思議に思っていたら、ガス管がひび割れしていて、ガスが漏れていることが分かった。大家さんに言ってガス管を新しいモノに交換してもらったが、見ただけで日本で使っているガス管に比べるとかなり品質が落ちると分かった。日本のようにガス配管の定期点検のようなものはもちろんない。上海などは一見日本と変わらない生活環境があるように見えるが、インフラがしっかりしていないので、日本と同じようなレベルで生活していると事故に遭う確率は非常に高くなる。
