from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

早朝は晴れていたが、次第に曇りの天気になった。曇りはしたが、外に出てもそれほど寒さを感じかった。

子供が電車が大好きで、NHKBSで関口知宏の「決定版・列島縦断鉄道12000km」を見た。みどりが日本に帰って、ゆっくりと電車の旅がしたくなった。

昼前に、知り合いのHさんが尋ねてきて、一緒に火鍋を食べに行った。鍋は温まるし、中華料理にしてはしつこくないから、いくらでも食べられる。子供がいつものように箸を落としたので、妻が店員に代わりに箸を持ってきてくれるように頼むが、いくら待っても持ってきてくれない。仕方なく、隣の空きテーブルから箸を失敬した。タレも頼むが、なかなか来ない。かなり食べてから、やっと来た。美味しい店だけど、こういうサービスはまだまだだ。子供は例によってお腹が一杯になると、椅子を降りて、店内を走り回りだした。食べるのを断念して、しばらく外に連れ出した。

午後、来月帰国するために飛行機のチケットを確定するために、バスに乗って番禺路まで行った。バス内の表示は「Pan Yu」、バス停の表示は「Fan Yu」。どちらが正しい読みなんだろう。

発生から9日目を迎えたインドネシアスマトラ島沖の地震津波で、死者数が15万人を上回り、被災者が約180万人に上るという。上海市のHPによれば、市の赤十字会が募金を募ったところ、かなりの義捐金が集まってきているという。1万元を寄付した家族もあるようだ。中国ではそれほど話題になっていないように思っていたが、やはり市民の関心を集めていた。家のアパートの守衛詰め所の脇には、募金箱が置かれていた。