from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

東京の電車と同じように、地下鉄の1車両が同じ会社の宣伝で埋め尽くされることがよくある。今日乗った車両は、スポーツ用品を販売しているデサントだった。「アスリートの、心の声を聞きながら」と日本語でキャッチコピーが書かれていた。その下には、同じような意味の英語が書かれているだけで、中国語のコピーはなかった。日本語か英語が分からないような人達を相手にしていないということだろうか。日本では、英語が書かれているだけで商品に良いイメージを持つ人が大勢いると同じように、日本語がまったく分からない人達にも日本語が書かれているだけで同じように良いイメージを与えるのだろうか。そもそも書かれている文字が日本だと認識できる人は、乗客の何パーセントいるのかな。

地下鉄を待っていると、線路に向かって、何回も痰か唾かを吐きかけている男性を見かけた。上海では、道路を歩きながら、痰や唾を吐き出している人をよく見かける。日本でもたまにいるがかなり少ない。日本にもかってそうだったし、痰壺なるものもあった記憶がある。健康でない人が多いから、痰や唾を吐き出す人が多いとことなのか、なんとなくそういう癖がついて治らず、吐き出しても何の気にもならないからだけなのか。