from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

日本に帰る知人を浦東空港まで送っていった。3月に上海に来ての帰りはまだやっていたSARS予防の体温検査はもうやっていなかった。帰りは大雨で、子供を抱えてバスを降り、タクシーを拾うのは大変だなあと思っていたら、バスが銀河賓館に着いたときは小降りになっていて、ホッとした。バスを降りてタクシーを探すがホテル付近のタクシーは乗せてくれない。近距離の客は乗せたくないようだ。

専門家が予測する「中国が2010年までに直面する十大危機」というのが載っていた。1.失業者の増加、2.利益を得られない産業になった農業、3.金融リスクの増大、4.貧富の格差の拡大、5.すでに深刻な環境問題、6.台湾問題、7.グローバル化の問題、8.国内統治の危機、9.商業銀行の信用危機、10.エイズと公共衛生の問題。どれをとっても簡単には解決しそうもないし、このうちの1つの危機だけでも国家が崩壊しかねない。でも、現在の中国の一般の人たちは楽観的だ。