from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

今日もだらだらと一日を過ごした

5時頃にトイレに行って、8時過ぎに起床。

コーヒーを飲みながら、ニュースの視聴。

テレビを消して、洗濯物を干し、朗読「紀ノ川」を聴いた。主人公の花は男が支配する名家を支えながら、自分を失うことなく妻・母としてそつなく家事をこなすが、子育ては思うようにならない。子の文緒には疎まれる。なぜそうなったのか、幼児の頃のことがあまり語られていない。育て方というより、田舎に訪れた近代化がもたらした結果とも推察される。

11時過ぎに昨日の残り物でブランチを食べながら、アマゾンプライムで、なんとなく映画「蜜蜂と遠雷」を見始めた。そういえば、昨日の夜、雷が鳴っていた。ピアノコンクールのドキュメンタリーを何回か見ていたので、シチュエーションは理解できたが、主人公の4人の音楽性の違いはよくわからなかった。原作を読んでみたいとは思った。

12時になってようやく息子が起きてきた。

2時半過ぎに散歩がてら、図書館に予約していた本を取りに行った。

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歩いていると小雨が降ってきたので、図書館で本をピックアップすると、あまりぶらぶらせずに帰ってきた。大学の軽音部のコンサートを聴きに行くと言ってた息子はいなかった。

編集賞と音響賞2部門でアカデミー賞を受賞した映画「サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜」を観た。恋人同士の二人のハードコアバンドのドラマーが聴力を失う話。バンドを続けられなくなり、聴覚障害者のリハビリ施設に入るが、聴力を取り戻したくなり、人工内耳を入れる手術を受ける。手術は成功するが、元のように聞こえるわけでなく、聴きたくない音が大きく聞えてしまう。再会した恋人との関係もうまく行かず、結局人工内耳を有効にする装置を外して、静寂の世界に戻る。映画「ノマドランド」もそうだったが、これからどうやって生きていくのか、まったく示されないまま映画は終わる。最近、見終わって気持ちの整理ができない映画が多い。

6時半頃から、味噌漬け鮭を焼いて、夕飯。

昨日録画した「玉置浩二ショー」を見ていると、7時半前に息子が帰ってきた。コンサートの後、ラーメンを食べてきたと。