from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

息子の誕生日だった

samso2014-10-05

5時過ぎに息子が音を立てていて、目が醒めた。息子を探すとまた寝ていたので、早く朝ごはんを食べるように言った。
6時前に息子は部活に行った。外は小雨が降っているようだった。
7時頃に起きて、一人で朝ごはん。
しばらくして妻が起きてきた。
外が雨なので、図書館で借りてきた本を読んでいた。

選択の科学

選択の科学

「選択の科学」は、「選択」に関するさまざまな考察。原題は「The Art of Choosing」で、科学的な考察ばかりが書かれているわけではない。「科学」としない方がよいぐらいだが、日本人に売るためにこういうタイトルにしたのだろう。
人生は選択の連続でありながら、「選択」についてあまり考えてこなかったので、この本は意外にオモシロイ。
実験例を示しながら、「選択」において、色々な影響を受け、わりと簡単に選ぶ対象を変えてしまうし、選んだ理由も自己正当化しようとする。選択の自由がある方が幸せとは限らない。取り決め婚と恋愛結婚では、時間が経てば経つほど、取り決め婚をした人たちの方が幸せ度が高くなる。選択の余地がない原理主義的な宗教を信じる人ほど鬱病の割合は少ないなど。
「他人との共通項は見つけたいが、まねっこはしたくない。この要求はあまりにも強いため、ときにわたしたちは「誤った」印象を与えないように、本心では望んでいない行動を取ることさえある。だれか一緒にいるときのわたしたちは、愉快だが目立ちたがり屋ではなく、知的だがこれみよがしではなく、人当たりはいいが自分の意見もしっかり持った人物と見られたいと思っている。」
「わたしたちは意識的であれ、無意識にであれ、自分の人となりをできるだけ正確に見せるように、生活を組み立てる傾向にある。ライフスタイルに関する選択は、わたしたちの価値観か、少なくとも他人に自分の価値観として認識さたいものを明らかにすることが多い。貧困者のための無料食堂や衣料品寄付のボランティアに時間を惜しまない人は利他的な人物、今の壁にペンキを塗ったり、アンティーク家具の布を張り替える人は器用で創造的な人物、といった具合だ。わたしたちは日々の選択を行いながら、自分の人となりや夢にはどのような選択が一番合っているかということだけでなく、そうした選択が他人にどう解釈されるかを、いつでも計算している。そして他人からどう思われているかを知る手がかりを、周囲の環境に求める。」

妻が買い物に出たため、一人で昼ごはん。
2時40分過ぎにうちを出て、市のワークショップに参加。
5時過ぎにワークショップが終わり、雨の中、ケーキ屋さんに息子の誕生日ケーキを取りに行った。
5時半頃に帰宅すると、妻がパーティーの準備をしていた。帰っていた息子は今日の試合は勝ったと言うので、「出たの?」と聞くと、「出てない」と。
7時頃にみんなが来て、息子の誕生パーティー。
久しぶりの3家族で、楽しく歓談。
10時半頃にお開き。