from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

「前川貴行講演会」に行った

samso2009-09-26

最終的に目が覚めたは7時半。
朝ご飯は食べずに、しょうが紅茶とミックスジュース。
10時からドラマ「冬構え」を見ながら、掃除。笠智衆と岸本加世子。12時近くになり、急いで昼ご飯。12時10分過ぎにうちを出た。
1時20分過ぎに、キヤノンギャラリーSに到着。満席じゃないからかノーチェックで着席。1時半過ぎに「前川貴行講演会」が始まった。動物写真家としてはまだ若い人だった。1969年生まれ。独学で写真を始めたようだ。アラスカで撮った白頭鷲の写真の話から。「Canon EF Lレンズ 600mm F4L IS USM」で撮影した白頭鷲の顔の大写し。600mmにテレコンバージョンレンズを付けて撮ったという白頭鷲の顔の一部だけを撮った写真もあった。白頭鷲を観察していると人間が着ぐるみを着ているように見えると。白頭鷲は成鳥とひなの大きさがあまり変わらない。違いは頭とくちばしの色。成鳥は頭が白、嘴が黄色だが、ひなは頭も嘴も黒。成鳥になるに連れ、徐々に色が変わっていくようだ。白頭鷲の次は、グリズリーとブラックベア。撮影に行く途中で、ケモノ道に座り込んだ熊に出くわすことも多々ある。そのときは諦めて来たケモノ道を引き返すか、藪に分け入り遠回りするか、熊をどかすか。自分の本能に従って行動すれば何とかなる。次はホッキョクグマ。最初のテーマだったようだ。雄のクマは子グマを殺すことがあるとか。場合には子グマを守る雌クマも。最後はイエローナイフのオーロラ。−40℃の世界。顔を出して撮影していたら、知らぬ間にか耳などが凍傷になりかけたと。カメラは大丈夫だったと。バッテリは早くレベルが低下するので3つ用意して交換しながら撮ったようだ。初期のデジカメはバッテリの消耗が激しかったが、最近のバッテリは持ちが良くなったと。電源を確保するため、ソーラーパネルと蓄電池を持って行っているようだ。カメラのバッテリのためより、パソコンの電源確保のようだ。講演が終わって、質問コーナー。イエローナイフに行ったことがある人や−40℃の世界を経験したことがある人が質問していた。大した質問ではなく、自慢したかったのか。取材のお金はどうしてるというような質問もあった。理想に近づけるためにお金をつぎ込むため、稼いだお金は次の取材に消えてしまう。金持ちになりたいと思う人は動物写真家にならない方がよいと。講演のあと、前川貴行写真展「Arctic 極北・生命の彩り」を見にいった。講演の画像表示では見えなかった鷲やクマがはっきり写っているのが分かった。
 
写真展を見た後、品川インターシティの公園で一休みしてから、うちに戻った。
 
夕飯を食べ終わり、テレビを見ていると電話。妻からだった。北京に着いたと。すぐに息子に代わった。息子は元気そうだった。オリンピック村を見にいったと。
8時前に体育館へ。エアロバイクを3km漕いで、ランニングマシンを30分、4.53km。軽く筋トレをやって9時過ぎにうちに戻った。

11時半までテレビを見て過ごした。夜になると眠くなくなる。