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子育ての日々の断片を書き綴る

オバマの演説とイラン改革派の抗議活動

ロイター「イラン、選挙後の混乱を助長したと西側やメディアを批判」。

イランは22日、大統領選挙後の社会混乱を助長したとして、西側諸国やメディアを批判した。また、他国における選挙への抗議運動でイランの外交が阻害されたと述べた。
外務省報道官は記者会見で「西側やメディアによる混乱や破壊行為の拡大は受け入れられない」とし、「欧州の多くの国や米国は、人々が民主的な仕組みに訴えるように仕向ける代わりに暴徒を支持している」と批判した。
外国の大使にイランからの出国を命じる可能性についての質問には否定も肯定もせず、イランは可能な措置を検討していると述べた。

nikkeibp『手嶋 龍一:「イスラム社会と新たな時代を切り拓こう」米オバマ大統領がエジプトで演説』から。

中東歴訪中のオバマ米大統領は2009年6月4日、エジプトの首都カイロで、イスラム社会と新たな時代を切り拓こうと呼びかける演説を行った。ブッシュ前政権下で急激に悪化した関係を改善し、相互理解に基づく新時代を目指す。軍事力を背景にした「力の外交」から相互信頼に立脚する「対話の外交」へと米国の中東政策の舵を切る重要演説となった。同時にカイロ演説では、国際テロリズムとの戦いには毅然とした姿勢で臨むと述べ、北朝鮮が進める核関連技術の中東への輸出にも影響を与えそうだ。