from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

キンモクセイの匂いがきつくて苦い

samso2008-10-06

朝起きると、昨日の夜から降り出した雨が降り続いていた。
息子は6時半を過ぎても起きてこなかった。7歳になったというのに今朝も甘ちゃんで、起こしに行っても「ねむい、ねむい」と布団に潜り込んだ。
バス停に向かうときも雨が降っていて会社に着くまで傘が必要だった。
お昼あたりから、霧雨になり、やがて止んだ。
帰り、学童クラブに着いたときにはちょっと霞んだ三日月が出ていた。S君と一緒に団地まで帰った。雨上がりで、団地のキンモクセイの匂いがきつくした。息子はその匂いが「にがい」と言った。
うちに着いて、「洗濯物出して!」。「あれ、ふくろはどこにいったかおもいだせない」。しばらくして「おもいだした!あそこだ」。「ご飯食べるまでに宿題やっておいて!」「ハ~イ」。昨日友だちからもらったポケモンカードを眺めていて、夕飯ができたときにはまだ宿題が終わっていなかった。「テーブルの上、片づけて!」「これかたづけるの?」「これじゃご飯食べられないでしょ」。食卓テーブルの端に寄せただけ。「それじゃダメだよ。テーブルから降ろさないと」「じゃあ、はしやちゃわんものせちゃいけないの?」「じゃあ、夕飯食べないね」。渋々片づけた。
夕飯を食べ終わった頃、妻が帰ってきた。息子はまだ宿題をやっていた。見に行くと、漢字を使った一文を書く宿題だった。8時過ぎにようやく「できた!」。「ここ変だよ」「あっ、ホントだあ」。
シャワーを浴び、妻に絵本を読んでもらい、寝たはずだったが、また居間にやってきた。「もう9時過ぎてるよ」「わかった」。