from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

息子は一人で雪遊びキャンプに行った

samso2008-02-09

6時15分頃、息子が一人で起きてきた。保育園に行く日はなかなか起きないのに現金なものだ。
朝食後、支度をし、息子にスキーウェアを着せ、7時10分頃うちを出た。先に歩いて行き、振り返ると踞っていた。息子の名前を何回か呼ぶとようやくやってきて、「しもばしらってどうやってできるの?」「バスに乗ったら教えてあげる。早く歩いて!」。バス停に着く直前にバスがやって来て、行ってしまった。寒風の中、バスを待つ。
弁当を持っていくことになっていたので、三鷹駅に着くと売店へ。「おにぎりでいい?」「おにぎりでいい」。おにぎり2つとお茶を買って、ホームに降りた。やってきた電車は混んでいた。
新宿駅に着いて、弁当を売っている売店へ行くが、弁当はいらないと。その代わり、メロンパンを手に取った。8時15分頃、集合場所の東京芸術劇場前広場に着いた。親子連れが集まっている方向に行くと、湘南自然学校の看板が見えた。息子の名前を告げると「あのメガネのおにいさんのところに行ってください」。「にいやんといいます。よろしくお願いします」。息子は自分の名前を告げた。息子の班は6歳の男の5人だとのこと。「保険証はどこですか?」と聞かれると、息子は教えてあったように、リュックの外ポケットのファスナーを開けた。名札を付けてもらってから、息子の側を離れた。中学3年生まで参加できるキャンプだったが、中学生らしき子はいなかった。幼児と小学生低学年の子ばかりで、息子も安心したようで落ち着いて待っていた。


出発時刻の8時半を回って、出発式が始まった。スタッフの紹介があって、息子たちはバスに移動した。バスに乗り込む様子を見ていたが、不安そうな顔をせず、うれしそうだった。



外で待っていたので体が冷え、新宿駅ドトールに入り、カフェモカを頼んだ。吉祥寺で電車を降りた。書店で時間を過ごしたあと、吉祥寺美術館に行って、「土門拳写真展」を見る。子どもの写真は以前見たことがあったが、「風貌」「古寺巡礼」の写真を見るのは初めて。どの写真も迫力があった。「婦人公論」の表紙のために撮ったという「女優と文化財」の写真群はちょっと面白い。「岡田茉莉子さんと広隆寺弥勒菩薩」「浜美枝さんと信楽の大壺」「三田佳子さんと龍安寺の石庭」「若尾文子さんと千手観音」「佐久間良子さんと能面」「岩下志麻さんと騎牛庵」「吉永小百合さんと深大寺釈倚像」など。展示を見たあと、写真集を見ていたら、巻末に篠山紀信との対談が載っていた。二人が言っていることはかみ合っていないようで、土門拳篠山紀信に心を許しているような。
妻から電話がかかってきて、お昼を一緒に食べようというので、待つ。伊勢丹前で落ち合って、メキシコ料理店「エントランスモンド」に入った。初めての店で、バイキングかアラカルトか聞かれる。バイキングは冷めているモノが多そうだったので、アラカルトにした。妻が頼んだチキンの煮込みはすごく辛かった。次に来たチリビーンズの味が分からないほど。スープはまあまあ美味しかった。タコライスはイマイチだった。


妻はコンタクトレンズを買いに行くというので、別れて、コートを買いに行った。バーゲンで半額のコートを買い求めて、帰宅。すぐに図書館へ。雪がちらついてきた。図書館の帰り、関東バスの営業所に寄って、定期券の買った。紙で作ってもらったが、スイカにできるというのでスイカにした。表示がなく、有効かどうか確認できないのでちょっと不安。
うちに戻ると妻が帰っていて、寝ていた。またすぐにうちを出て灯油を買いに行った。前回より20円ほど安くなっていた。
夕方、妻は知り合いとキューバ人のコンサートに行くと言って出かけた。夕飯後、外を見ると雪が積もりだしていた。テレビで映画「レイ」を見ていると妻が帰ってきた。