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子育ての日々の断片を書き綴る

好運北京

BPnet『北京市で4日間の自動車走行制限テスト 「空気は良好」も、公共交通機関に課題』。

北京オリンピック組織委員会は、「好運北京(グッドラック北京)」環境テストの一環として、車のナンバープレート末尾の数字が偶数か奇数でその日の市内走行の可否を決めるという規制を、8月17日から20日まで4日間にわたって実施した。
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130万台の車の走行を停止したことで、大部分の地区は円滑な交通が確保されたが、望京や双井などの交通渋滞は好転しなかった。
テスト期間中、車は走りやすかったが、多くの公共交通路線では混雑する場面がみられた。現在の北京の公共交通システムでは、最大限の輸送力を動員し、乗車環境を整備しても、負荷に耐えられないことがテストで明らかになった。
北京市の交通主管部門は、この突然の利用者増加に対し、現在の公共交通インフラの条件下で、精いっぱい潜在力の掘り起こしを行った。具体的には、北京公交集団がテスト期間中にバス700〜800台を新たに投入した。地下鉄部門は、地下鉄営業時間の延長、朝晩のピークの調整などの措置をとった。始発時刻を30分繰り上げ、終発時刻を30分繰り下げることで、1日の営業時間を1時間延長した。また運行間隔を普段の6〜8分から4〜6分に短縮した。タクシーについては、運行管理者と運転手すべてに訓練と宣伝教育を行うことで、テスト期間中は、全市のタクシー6万6366台の95%の稼動が見込まれた。
「これらのすべての措置を合わせると、延べ250万人近い輸送能力の増強が可能だ」と劉小明氏は述べた。しかし、実際には多くの路線でひどい混雑が起きた。