from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

京都観光をして戻ってきた

samso2007-06-25

4時に一度目が覚めたが、二度目は7時だった。7時半に二人を起こす。息子はすぐに起きたが、妻は「あと5分」。

8時過ぎに朝食をとりに1階のレストランへ。バイキング形式の洋食。食材は吟味されているようで、どれも美味しい。息子は果物とパンケーキとワッフルを食べ、「おいしい」。食事を終え、妻が三十三間堂を見に行こうと言うので、外に出た。曇っていて、まだ気温は高くなく、快適。9時だったが、開館していて、中に入る。ちょっと庭をうろうろしたあと、千体観音堂を見学。修学旅行なのか中学生が大勢いた。中尊の前に香炉があり、土曜日におばさんのうちでお線香をあげたのを覚えていた息子が「やりたい」。お線香の火を口で消さないように注意する。9時半にタクシーが来るので、急がせて一周。
部屋に戻って、すぐに支度をして、フロントへ。二人に外に行かせると、フロントドアごしに妹の旦那さんのタクシーが来ているのが見えた。支払いを済ませ、外に出て挨拶。平安神宮に行ってもらうことにした。着くまでタクシー稼業についてあれこれ聞く。制服や名詞のほか、電話代も自前とのこと。この前、クローズアップ現代で取り上げていたように稼ぐのが大変な職業のようだ。
15分ほどで平安神宮に着いた。応天門をくぐり大極殿に向かう。息子は砂利の上を歩くと「うるさいね」と言っていたが、すぐに飽きて「おもしろくない」。お庭に入ると、気に入ったようで先に走って行った。「トンボがいるよ」と言うと一度戻ってきたが、どんどん先に行く。妻はゆっくり鑑賞しながら歩いている。仕方なく子どもを追いかける。白虎池に来ると、花菖蒲は終わっていたが、睡蓮が綺麗に咲いていた。蒼龍池では飛び石を渡り、栖鳳池へ。池の辺に建つ尚美館、泰平閣が水面に映えてハッとする景観。




平安神宮には1時間近くいて、次は龍安寺に行ってもらう。龍安寺には貸切タクシーの無料駐車場があったので、一緒に見学することに。庭園を通り、石庭がある方丈へ。息子はすぐに飽きて、回廊で寝ころんだ。「さあ、行くよ」と言って起こす。写真を撮っていると、「しゃしんとりたい」。カメラを渡すとパチパチ撮り始めた。方丈を出て出口に向け、庭園を巡る。苔の緑が綺麗。



お昼前になったので、金閣寺近くの店で昼食。話をしながらお膳が運ばれ来るのを待っていたが、20分を過ぎても持ってこない。係の人が来て、慌てて戻っていってようやく運ばれてきた。
食事後、京都駅まで行ってもらい別れた。駅隣接の伊勢丹でお土産を買い、新幹線に乗る。そこそこ混んでいて、窓際の席が取れす、息子は拗ねた。名古屋でようやく窓際の席が空き、息子は席を移動。しばらく外を眺めたり、写真を撮ったりしていたが、寝てしまった。

うちの近くのバス停に着いたのは、6時15分前。妻と息子は保育園にお泊まり保育の説明会に、私はうちに戻って荷物を置き、医院に蟯虫検査のピンテープを届けに行った。団地に戻ってくると、ちょうど二人も戻ってきた。そのままうちに戻らずに、近くのインドカレー店に向かった。店がある商店街に行くと、息子の保育園の友だちが二人いた。「さぁーちゃん」と言って女の子と抱き合った。女の子は細い体で息子を抱き上げた。「もう行くよ」と言って先に行くと走って追いついた。カレー店に着いて、チキンカレーとフィッシュカレーとご飯とナンを注文。チキンカレーは辛くないようにしてもらったので、息子もよく食べ、「おいしい」。