from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

5000万件に及ぶ納付記載漏れ

nikkeiBPnet「田原総一朗:松岡農水相自殺でどう変わる「政治とカネ」と「年金問題」」。

膨大な公的年金保険料の納付記録漏れは、日本人の人口が1億2000万なので、その半分近くの記載が漏れているということになる。

ごまめの歯ぎしり「消えていない5000万件」。

平成九年に基礎年金番号ができるまで、年金番号は二億件あったのだ。
なぜ、人口よりも多い数の年金番号があったかといえば、それまでは仕事を変わるたびに年金番号が新しくついたから。
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消えた年金5000万件」などと言われるが、5000万件のうち、2200万件は、60歳未満の人たちの年金手帳に載っているこうした年金番号の数だ。
だから現在、60歳未満の人たちが年金を受ける年齢になったときに、年金手帳の年金番号基礎年金番号に統合される。
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残りの2800万件は、すでに年金を受けている年齢に達したと思われる人の番号だ。

可能性として、対象者が年金受給開始前に亡くなって、年金手帳による統合をおこなっていないもの、対象者が年金の受給資格がないため、年金の裁定がおこなわれていない(そのために年金手帳による統合がおこなわれていない)ものが大部分だろうと推定される。