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子育ての日々の断片を書き綴る

メディア戦略

日テレNEWS24仕掛け人が語るブレア政権のメディア戦略」。

ブレア政権でメディア戦略を担当した元「スピン・ドクター」ランス・プライス氏が、初めて日本メディアの取材に応えた。
プライス氏は「記者に『首相のインタビューをさせてあげる』と言っておいて、その引き換えに都合のいい記事を書いてもらったりしていた」「9・11同時テロの時に『悪いニュースを公表しよう』と言った者もいた。『今日ならメディアはテロで大騒ぎだから、気づかれずに済む』と」などと語った。
一方で、プライス氏は「メディア戦略を気にしすぎて、自分たちが実際は何をやっているのかがわからなくなっていた」と自省をこめて言う。プライス氏と共にマスコミ対策をしていた「スピン・ドクター」の部屋を、ブレア首相が「ちょっと用があってね」と訪ねてきた映像が残っている。居合わせた記者が「スピンにばかり熱心なようですが?」と迫ると、ブレア首相は「そんなことはない!」と応じている。