from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

やばい

samso2007-02-19

昨日寝る前に、「獅子舞を見たの?」と子どもに聞くと、「おいてあった」と言っていた。朝、妻に聞くと中華街が混んでいて見に行けなかったと。朝の7時前のニュースで、中華街の獅子舞をやっていたので、起きかかっていた子どもに「今、獅子舞をテレビでやっているよ」と言いに行った。子どもがやってきたときにはそのニュースは終わっていて、見られなかった子どもは拗ねてちょっと暴れた。拗ねたままご飯を食べ、支度をして、保育園へ。保育園に着くと、リュックを取り上げ、先に部屋に入った。支度を全部やると言うから、「まくらやって」。「もういっていいよ」と言うから出口に向かうと走ってきて、「くるりんぱ」。
定時過ぎに会社を出て、電話すると子どもを迎えに行って友だちのところに行くと言うので、うちに帰って一人で夕食。テレビを点けると、クローズアップ現代で昨日行われた東京マラソンのことをやっていた。「3万人 TOKYOを駆ける!〜“マラソン文化”は定着するか〜」。大会運営費は、約15億円だったそうだ。マラソンの参加料は一人1万円(10kmは5千円)で2億7千5百万円。あとは東京都の補助金1億円、あとは企業の協賛金でまかなった。大手広告代理店と組んでキャンペーンを展開し、かなりの金額を宣伝に使ったようだ。海外でも宣伝したとか。有森裕子さんが出ていて、大きなマラソン大会には存在意義が必要だと訴えたが、存在意義がないまま行われたという。ロンドンマラソンは、チャリティーを目的としていてレースを通して毎年70億円近い募金を集めるという。
平成19年度東京都予算(概要)の「10年後を展望しつつ、東京の魅力のさらなる向上を目指す取組」には、

国際競技大会などの開催に向けた取組 17 億円(6億円)
2016 年夏のオリンピックの招致に向けた活動を展開するとともに、2013年の東京国体の開催に向けた準備を進めます。
また、国際イベントとして東京マラソン・東京大マラソン祭りを開催し、オリンピック招致に向けた気運を盛り上げていきます。

とあって、東京マラソンはオリンピック招致を目的とする大会だったようだ。
SankeiWeb「【大都市を走る 東京マラソン】(4)有森裕子 何を発信するか

すでに数多くの大会が行われている中で、新たに生まれる「東京マラソン」。だからこそ有森裕子リクルートAC)は存在意義の必要性を訴える。
仮装して走ったり、特設ブースができたりと、まるで祭りのような雰囲気を醸す海外の主要大会。参加者は思い思いに大会を楽しむが、その根底には“テーマ”があるのだという。
「ニューヨークシティーマラソンならがん撲滅がテーマ。海外の大会はすべてといっていいほど、チャリティーの要素を持っている。走ることを通して社会に貢献する、走れば貢献できるというテーマや思いがあるから多くのランナーが走ろうとするし、街も喜んで受け入れるんだと思う」

livedoorニュース「参加費1万円で、バナナ1本も食べられず! 東京マラソン2007」。

ゴールからの最寄駅へと帰路についたランナーには、脚を痛めた人がずいぶん多かった。理由は小田原さん(女性、墨田区、41)は6時間31分、の話から理解できた。彼女の目標は4時間半だったという。なぜ2時間も余計にかかったのか。それは大会の運営上の『トイレ不足』に問題があったようだ。大会の注意事項で、東京メトロの駅トイレ、セブンイレブン、そして仮設トイレ、それ以外は使わないように言い渡されていた。
走ってみると、まったくのトイレ不足。「雨で体が冷えてくると、女性の場合はトイレが近くなります。仮設トイレは1回ごとに20分の順番待ち。私の場合は4回。ですから、約1時間のロスです」と話す。まわりのランナーは20分間も雨にさらされた結果、腿に痙攣を起こしたり、膝を痛めたり、足を引きずっていたりしていたという。
温まっていた筋肉が急に冷えると、障害を起こす。1ー2カ月後の大会には出られなくなる。そればかりか、完全に回復までに半年、1年と長く苦しむ結果にもなりかねない。その責任は重大だ。男子ランナーは俗にいう「立ちション」の光景ばかりだったらしい。衛生面からも問題がある。マラソン大会ではトイレの設置は重要事項の一つ。大会関係者は、全国各地の大会運営を研究したのか、という疑問がわく。

NONNO'S SELECTION「東京マラソン(10キロの部)無事完走!」。

新宿の駅や都庁までの地下道はパニック。着替えるヒト、トイレへの行列。しかし本当にパニックなのは荷物預けとトイレ。

M推セ(エムスイセ):日記」。

スタート地点はトイレに行けるような状態じゃなかったので、自宅でのトイレから3時間余り我慢したままのスタートだったのですが、新宿のガード下で皆小便していたので、一緒にしましたw みんなでやれば怖くないw

スポーツ報知「石原都知事「成功だった」…東京マラソン」。

国内初の都心のビッグレースを主催した東京都の石原慎太郎知事(74)はトップ選手のゴール後に「成功だったと思います。素晴らしいお祭りを東京の伝統にしていきたい」と笑顔で語った。
寒さと雨について、知事は「もうちょっといい季節を選びたい。世界全体の市民マラソンのスケジュールが立て込んで難しいが、努力もしてみようと思う」と話し、開催時期が今後の課題とした。「トイレも足りなかったかも」と話した。

9時過ぎに二人は帰ってきた。子どもはまたオモチャをもらったようで、オモチャが入った缶を手に持っていた。上がるなり、寝室に行って静かにしていた。「お風呂だよ」と呼びに行くともらったオモチャで遊んでいて、「もうおふろ?」。先にお風呂に入っていると、「やばい」と言いながら入ってきた。「何がやばいなんだよ」「おきゅしょくのときに、○○せんせいがあとでくちびるにくるーむをつけてくれるといったのにつけてくれなかったんだよ」「何で?」「くちびるがいたかったから」。「今日は保育園で何した?」「けいさつがくるさわぎがあった」「えっ、警察が来たの?」「○○くんがさあ、いりぐちのところにあるはこのなかのぼたんをおして、けいさつがくるところだったけど、こなかった」「どういうこと?」。説明を受けたがどういうことなのか分からなかった。
今日の絵本は、

インディアンの男の子 リトル・ムーン

インディアンの男の子 リトル・ムーン