from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

教育再生(3)

岩手日報「猫の目改革」教員疑問 教育再生会議』。

政府の教育再生会議が19日大筋了承した第一次報告は、ゆとり教育の見直しのほか、いじめの加害児童に対する出席停止制度の活用や高校での奉仕活動の必修化など多岐にわたる内容となった。「教育改革は時代の流れ」と受け止める教員がいる一方で「何でもかんでも詰め込んだ印象。現場と離れた場所で猫の目のように施策が変わる」と厳しい声が上がった。
教育再生会議が大筋で了承した第一次報告について、岩教組(砂金文昭委員長)は「教育の主役は子ども、現場が学校という視点が欠落する」と危機感を強めている。
佐藤淳一書記長は報告を「教育課題の原因や背景の分析が不十分なまま、管理統制を強化する内容」とみる。国民や学校現場の意見を尊重しながら、丁寧に議論する必要があるとして、報告書通りに法律が改正され実施されれば教育の破壊を招くと懸念する。


東京新聞「DJ OZMAいかん」。

政府の教育再生会議は十九日、昨年末のNHK紅白歌合戦で、歌手のDJ OZMAさんと共演した女性ダンサーが裸に見えるボディースーツ姿で踊った場面をビデオで検証した。公共放送での度を越した演出として批判を浴びた問題が、安部首相直属の会議にまで波及した格好だ。
会議は、この日了承した第一次報告最終案に「有害情報から子どもを守る」ことを盛り込んでおり、山谷えり子首相補佐官の発案で「有害情報」の一例として、本来の会議の前の「ビデオ上映会」となった。
これに対し、有識者のメンバーからは「孫と見ていたが、本当にとんでもない」「ショックを受けた」などと問題視する意見が続出。良質な番組の普及を進めるため、今後、放送倫理・番組向上機構などに対し、意見交換の場を求めていくことを決めた。

nikkansports.com「DJ OZMAがブログでNHKに反論」。

DJ OZMAが昨年大みそかのNHK紅白歌合戦のヌード騒動について、初めてコメントした。ヌードを描いたボディースーツを着用した演出について、NHK側から「テーマに合わない演出」と非難されていたが、更新した自分のブログで制作責任者の名前を挙げて反論。「男だって信じてたのに。おれの経験上、ばっくれてもいいことないよ。(中略)心が広いから許すけど、3度目はないからね」と記した。スタッフによるとOZMAは同局に連絡せず、演出を実行したことは認めている。しかし、リハーサル前に演出の内容の一部を同局が漏らした点と、騒動後に提出した事情説明の文章を「謝罪文」とされた2点に不信感を覚えていた。遺恨は残したが収束の意向を示しており、同局もコメントを避けた。