from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

妻と子どもが中国に行った

samso2006-11-18

7時過ぎにみんな起きた。天気良し。
ご飯を食べた後、妻は旅支度。子どもを連れて、文化祭を見に、コミセンに行った。開場時刻前に着いたが、入場可能で、入口でパソコンゲーム券をもらって中に入った。子どもの保育園のコーナーに行くと、保育士さんたちがいて「○○くん、一番だよ」。照れて後ろに隠れた。「作ったクリスマスツリーがあるよ」「どれ〜」「これだね」。絵もあった。「これは何の絵?」「うらしまたろうだよ」「上手だね」「ぐりとぐらもかいたのにひとつしかない」。

2階のパソコン教室に行って、子どもが2つの数字をクリックすると、2等賞。ラムネ菓子をもらった。また、保育園のコーナーに戻ると、保育士さんが2歳児クラスを相手に紙芝居をやっていたので、一緒に見学。ブレーメンの音楽隊の話だった。入口が騒がしくなったと思って振り向くと、土曜日も保育園に来ている子どもたちが入ってきた。「○○く〜ん」「○○くん、わーい」「なんでいるの?」。お互いに追いかけ回して楽しんでいた。10時半になったので、「帰るよ。ママ待っているから」。帰りたがらない子どもを引っ張って入口に行くと、シルバー人材センターの人がポップコーンを作っていた。「○○さ〜ん」「はい、ポップコーン」「ありがとう」「気をつけて行ってきてね」。
11時にうちを出た。出かける前に「お利口さんにできる?」と聞くと「できる!」と言っていたが、バス停に向かう途中、子どもはあちこちに気を取られて付いてこない。「なにやってんの。早く来て!」「てをつながないからだよ」「いつもつがないじゃない」「ふたりでつないでほしいの」。
吉祥寺駅に着いて、空港行きバスのバス停に向かっていると「てんぷらたべたい」。「前、行ったとこ?」「パパといったとこ」。発車時刻を確認して、天麩羅屋へ。妻と子どもは店の人に「すごくおいしいです」と言いながら食べ残したので、無理して全部食べないといけなかった。店を出るときに「これ、ラーメンとかに入れると美味しいから」と天かすをくれた。
バス停に着くと、トイレに行きたいと妻は子どもを連れていった。発車時刻の10前になってようやく帰ってきた。セミナーに行かないといけないので、すぐに別れた。
セミナー途中で電話がかかってきた。部屋の外に出て、電話をかけると、飛行機の搭乗が遅れている、飛行場に着いたら、子どもが「パパ〜」と言って泣き出したと。セミナーが終わって、「父親たちの星条旗」を見に行った。
「戦争をしちゃいけない」「戦争に行っちゃいけない」とメッセージがハッキリ伝わってくる映画だった。「プ
ライベート・ライアン」の場合は、戦争をハッキリ否定してはいなかった。序盤は、「プライベート・ライアン」を思わせるような展開。目に見えない相手と熾烈な攻防。やがて話の中心は戦場カメラマンが撮影したすり鉢山山頂での国旗掲揚の写真を切っ掛けに始まった国債購入キャンペーン活動に移っていく。キャンペーンを成功させたい上層部とヒーローに祭り上げられた三人の確執。その一人、ネイティブ・アメリカンのアイラの苦悩。ヒーローとしてもてはやされても、意外にも戦後厚遇されたわけではなかったようで、その後の人生も順調ではなかった。エンディングで戦争当時に撮られたらしい写真が流れていく。それを見ていて、戦争シーンはかなり忠実に描かれているという印象をもった。
10時半過ぎに中国に電話すると、無事上海に着いたようで、雨が降っていて、知り合いのうちに向かう途中だと妻が言った。