from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

コガネムシは生きていた

テレビを点けるとイギリスでの航空機爆破テロ未遂事件を報道していた。この事件の影響で、国内の荷物検査も厳しくなったようだ。
「起きて」と言いにいってから10分以上経ってようやく起きて歩き出したが、リクライニングチェアーに乗るとまた横になった。「早くご飯食べて」と言うと「ママ」。最近毎日、妻がご飯を食べさせている。「癖瀬になるよ」と言うと「大人になっても食べさせてもらっている人はいないでしょ」と言って甘やかしている。
洗濯物を干しているとベランダにベランダにやってきて「むし、だしてあげて」と虫かごを指差した。コガネムシが入ってきた。虫かごから取り出すが、動かない。今度は「にがしてあげて」と。「死んでいるじゃないの」と言うと「しんでないよ。にがしてあげて」と。「死にかけているから無理だよ」と言って放っておいた。「とんだっ!」って言うからコガネムシがいた場所を見るといなくなっていた。「ほら、いきていたでしょ」と言われた。
9時半過ぎに帰ってくると「パンダコパンダ」を見ていた。「今日はご飯を全然食べませんでした。メロンとチョコレートを食べただけです」とシルバー人材センターの人が言われた。「パンダコパンダ」をずっーと見ていて、見終わって「おもしろかった!もう1かいみたい」と。「ダメ。シャワーを浴びて寝るよ」と言ってテレビを消した。ようやく横になってこれから寝るというときにドアを開ける音が聞こえると、「ママ〜」と言って玄関先に走っていった。