from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

ユーミン@上海

昨夜、お風呂から上がってテレビを見ると、着物姿のユーミンが歌っていた。例の上海からの中継かと思ってみたが、上海らしさはあまりなかった。見晴らしのいい和平飯店の屋上か、近くの黄浦公園から中継すると言われていたのに変だなと思っていたら、上海総領事館の電信員の自殺の影響で中継場所を変更した可能性があるようだ。
スポニチ大阪「ユーミン、ドタバタ初紅白…中継予定地急きょ変」。

「第56回NHK紅白歌合戦」が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。番組では松任谷由実(51)の特別ユニットが中国・上海から中継で出演したが、場所が急きょ変更される騒動があった。予定されていた上海市街地からの中継は中国側の許可が下りず、前日の30日になって、市内ホテルに変更された。在上海総領事館の男性館員自殺にからむ日中関係の緊迫が影響したと見られる。
◆ 反日感情の悪化が原因? ◆
上海からの中継は、建物のバルコニーからの映像。着物姿のユーミンとアジア各国のアーティスト熱唱の背景には上海の夜景が映り込んではいたが、当初の予定よりははるかに少ないものだった。
当初、NHKは上海中心部にある黄浦公園からの中継を予定していた。同地は夜景で有名で、市内を流れる黄浦河と夜景をバックに熱唱を聴かせる予定だった。
しかし、30日なって急きょ同公園からの中継が不可能になり、最終的には市内にある外資系ホテルからの中継で決着した。NHKは「直前になって、変わったのは事実。警備や天候など様々なことを含めての判断だと思います」とだけ説明した。
関係者によると、中国側の関係当局から会場使用許可が下りなかったためという。日本総領事館の男性職員を巡る日中関係悪化が大きく影響したと見られる。
もともと、黄浦公園からの中継はユーミン側が熱望し、それが実現しての初紅白出演だった。ユーミンは30日に上海入り。スタッフらは数日前から中継に備えて入念にリハーサルを行ってきたが、同じタイミングで総領事館職員の自殺が日本のメディアでクローズアップ。別の関係者は「総領事館のことが関係していると聞いている。悪いタイミングになってしまった」と指摘した。