from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

NETWORLD+INTEROP TOKYO 2005

展示会はもう何年も行ったことがなかったが、招待状をもらったので、小雨降る中、幕張メッセまで行ってきた。幕張は遠かった。お陰で、しっかり本が読めた。これが今日の収穫。
相変わらずの展示会風景だった。「ユビキタスを支えるインターネットテクノロジー」と題した最先端技術の展示会のはずなんだけど。大企業のブースでは、壇上に賢そうにみえる女性が分かったふりをしてカタカナ言葉を羅列して、夢を語る風景はもう何十年も見ている気がする。今までと違ったのは、女性でなくかっこよくしゃべる男性も壇上にいるブースがあったことぐらい。

インターネットテクノロジーを使えば、こんなに便利ですよって、もう耳タコ。ちょっとは驚くようなことを言ってよと言いたくなるお話ばかり。やはり行くんじゃなかったと後悔した。もっとも私がみたのは表層部分。インターネットテクノロジーを支える人達がみると違ってみえたのかも知れないかもしれない。
ユビキタスと、一カ所に大勢を集めてやる展示会は矛盾する。ユビキタスっていつでもどこでもじゃなかったのか。ユビキタスのテクノロジーをみせるなら、ユビキタスでやってよ。展示会はやってもいいけど、うちにいても展示会会場のみたい場所を自由に覗けるサイトを作るとか。最先端といっても展示会のあり方を変えないと説得力がない。
ユビキタスといっても、やぱっり人が集まりたがるってことか。集まらないと盛り上がれないしね。先日、ワールドカップ出場を決めたサッカーの試合の映像をみるために、国立競技場やスポーツバーに大勢の人が集まったように。