from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

昨日の夕暮れから雨になり、夜中も降っていたが、朝には止んでいた。ちょっと気温が下がったようで、朝起きるときは肌寒かった。

先日、中国語のフリーペーパーに上海美術館で、印象派の絵画展が開かれていると書かれていたので、家族で行ってみた。上海美術館の入り口のゲートを通って中に入っていったが、建物の前にそれほど人がいなかったので、すぐに入れるのかと思いきや、妻が係員に聞いた方向に行くと長い列が見えた。どこが入り口なのか分からないまま並んでいると、ダフ屋が入場券を売りに来た。このまま並んでいると、入場するまで1時間以上かかるという。20元の入場券を40元でどうだという。妻は買いたがったが、誰も買わないので、諦めさせた。やってきた係員に妻が聞くと、入場制限をしているため、入場に時間がかかるということであった。ダフ屋から入場券を買っても、すぐに入れる保証はないようだった。入り口に辿り着くまで1時間ちょっとかかった。子供が待っている間ぐずるかとヒヤヒヤしたが、なんとかなった。チケット売り場で、入場料がいらない子供にも入場券をくれた。入場者数をカウントするためなのかも知れない。館内には、オルセー美術館収蔵の絵画が51点展示されていた。マネ、モネ、ルノアールシスレーセザンヌなどの作品があった。オルセー美術館には行ったことがあるので、懐かしい感じがした。子供が「かえりたい」と言い出し、30分ほどで出た。