from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

朝、一度日本円から中国元に替えた貯金を日本円に戻せるかどうか聞くために、銀行に行った。戻せないとの言われた。現金で日本円から中国元に替えたときは戻せるとのこと。どう違うの?

昼前に大家さんに来てもらって家賃を支払った。大家さんに、今夜上海雑技を見に行くのだけど、見たことがあるかどうか尋ねると見たことがないという。一名160元(前日、無料宅配で200元のを2割引で買った)かかるというと、美味しいものを食べに行った方がいいと言われた。

夕方、上海商城劇院の雑技を見るために、静安寺近くの上海商城まで行った。夕食を食べていなかったので、上海商城の斜め向かいにある広東料理店「避風塘」に行った。いつも混んでいると聞いていたが、舗道上に設けられたテーブルは空いていて、すぐに座れた。テーブルは、ビニールの風よけで囲まれ、上に大きな傘が広げているだけ。寒いかなと思ったが、扇風機のような形をした赤外線ヒーターがあり、暖かい食べ物を食べていると、それほど寒さは感じなかった。お粥、ワンタン麺、大根餅、餃子などを食べたが、どれもまずまず。どれも量が少ないので、中華では珍しく全部平らげた。

上海商城劇院は、ポートマン・リッツカールトンホテルの中にあるのかと思っていたら、ホテルの車寄せがある広場の手前にある建物の4階にあった。4階まではエスカレータで登っていく。7時過ぎに着いたが、上海商城劇院の入り口がまだ開いていなくて、4階の広場でしばらく待った。その広場には、お土産屋がいて、子供は首を振っているパンダのぬいぐるみが気に入ったようだった。7時15分ごろ入場できた。劇院の中を見回すと、団体両者らしい日本人が8割ぐらいいる感じだった。開演まで5分いうときに、子供が「うんち」と言い出した。妻にトイレに連れて行ってもらう。雑伎が始まって、10分ほど経ってから帰ってきた。

ここの雑技の出し物は、皿回しなどの曲芸、飛び跳ねるアクロバット、それに手品で構成されていた。体がすごく柔らかい小学生ぐらいの女の子の芸、水が入った透明な器を次から次へ出すおじさんの芸は印象に残った。子供は、30分ぐらいはしっかり見ていたが、飽きてきて「おうちにかえりたい」と言い出した。席を立ったりするので、その後は、9時の終演までヒヤヒヤしながら見ていた。

会場を出ると案の定、子供がパンダを欲しがって、その場を動かない。30元と言われたのを20元に値切って、妻が買ってあげた。