from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

子供を託児所に送っていく前に室内で洗濯物を干していたら、結構強い雨が降ってきた。今日も抱っこして託児所まで行かないといけないと観念していたら、雨が突然止んだ。子供を急かせ、慌てて自転車に乗って子供を託児所まで連れて行った。自転車から子供を降ろそうとすると、子供が「ちゅうごくのほいんえんはだいすきじゃない」とポツリ。

帰り道、地下鉄に乗っていて席が空いたので座ろうとすると、向こうにいた女性も同じ席に座ろうと近づいてきた。それで席を譲ろうとすると、その女性もどうぞという仕草をした。その女性の方が年上にみえたので、席を譲ると、ありがとうねというようなにこやかな顔をした。次の駅に近づいたとき、その席の隣に座っていた若い女性が立って、ここに座ったらというような仕草をしてドアの方に行った。やり取りをみていたんだ。

中国にも親切な人がいるもんだなあと思いながら、バス停に向かった。しばらくして、バスが来た。止まったバスの入り口に向かって人がなだれ込む。座りたいからだ。体を押し込まないといつまで経ってもバスに乗れない。上海では、バスを乗るのに列を作って順序よく乗るってことはない。