from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

梅雨が明けてから、朝だけは過ごしやすくなった。毎朝風が吹いて、割とさわやかだ。午前中はならなんとか、扇風機を回していれば、室内にいられる。午後はやはりエアコンをつけたくなる。

こんな暑い毎日でも外に出れば、朝から晩まで、大勢の人で溢れている。路上で物売りをしている人たち、アパートの敷地内や道路を掃除しているだけの人たち、有価物を集めている人たち、リヤカー1つで商売をしている人たちが本当に大勢いる。

この人たちの稼ぎはたかが知れている。1日の稼ぎが10元そこらの人たちがいっぱいいそうだ。食べるものは、1食2、3元で手に入るから何とか暮らしていけるのだろう。でも住むところはどうなんだろう。

近所で出会うそのような人たちの顔ぶれはいつも同じだ。だから、近くに住んでいるのに違いない。アパートに住んでいるように見えないし、ホームレスではなさそうだ。まったく、どこに住んでいるのか見当が付かない。どこかに家賃がかからない住居があるということだと思うが、どこにあるのか分からない。